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新会員日記(2014年10月~)
会員日記のボリュームが大きくなりましたので、新しく作りました。
このページは会員の自由な発言の場にしております。内容も鳴く虫だけに限定せず、虫一般、鳥、花、植物から生物一般まで自然に対し会員が感じたり、考えていること何でも自由に発言し、会員相互の意見や情報交換の場にしております。
ご投稿はこちらから

カテゴリー:日記

2023年11月14日 17時47分
探虫
我が家ではエンマコオロギとヒロバネカンタンがまだ鳴いていますがこの寒さでどうなることやら・・・。

今年の夏は異常に長く秋を飛ばして冬になってしまいましたね、虫たちの世界もおかしな年でした(私にとって)、
多摩川のキリギリスが非常に少なかったこと、8月終わりの南房総でもキリギリスはほとんどいなかったこと、
反面マツムシがビックリするほど採れたこと、
最後は9月初めに行った多摩川でヒロバネカンタンがいなかったことです(カンタンはたくさん鳴いていました、マツムシも)。

(都区内支部元木)
カテゴリー:日記

2023年08月28日 18時58分
久しぶりに投稿します
久しぶりに投稿します。 昨年は体調を崩して鳴く虫どころではありませんでした。 今年はすっかり回復し、投稿する元気も出てきました(現在92歳、3週間後93歳) 新井  彰

鳴く虫日記静岡編(その22)  放虫して9年目のマツムシ 9年前(2014年)の夏に、静岡の実家の庭にマツムシの成虫10ペアを放虫しました。 翌年(2015年)沢山発生しました。 2年目(2016年)数匹鳴きました。 3年目(2017年)何処にも鳴き声が聞こえずガッカリしました。 4年目(2018年)2軒先の家の辺りで鳴き声が聞かれました。 5年目(2019年)北側の隣家の庭から複数のマツムシの鳴き声が大きく聞こえて来ました。 6年目(2020年)我が家の庭に戻って来て何匹も鳴いてくれました。 7年目(2021年)また北側の隣家に移って、複数元気に鳴いていました。 8年目(2022年)は、私が体調を崩して静岡に聴きに行けませんでした。 9年目の今年は体調回復したので、どうかなぁ鳴いているかなぁと昨日静岡の家に行ってみました。 北側の隣家でも我が家でも鳴き声が聞かれずガッカリしましたが、東側の隣家から鳴き声が聞こえました、何匹も! 喜んでいます。
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2023年08月24日 17時57分
多摩川
今晩は、先ほど多摩川へ行ってきました、たくさんのコオロギに混じってマツムシが鳴いていました、スズムシの鳴き声も聞こえました、もちろんカンタンも。

カンタンは多かったですがヒロバネカンタンはほとんどいませんでした。

(都区内支部元木)
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2023年07月12日 17時36分
多摩川
今日久しぶりに多摩川へ行ってきました、キリギリスは鳴いていましたが去年より少なかったです。
下旬になればもう少し多くなると期待しています。
(都区内支部元木)
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2023年07月05日 18時40分
鳴く虫近況
1.多摩川のキリギリス
元木さんから多摩川のキリギリスの状況をを聞き、5月3日に孫を連れてキリギリスの幼虫と思われるもの7匹採り育てておりました。そしたら最初に鳴きだしたのはキリギリスではなく、ヤブキリでした。
その後キリギリスも孵化し結局ヤブキリ雄1雌3、キリギリス雄1、雌2が成虫になりました。
キリギリスは昔から皆に親しまれた鳴く虫です。ヤブキリはキリギリスに姿は似てますがやはりキリギリスの方が鳴き声は一枚上です。私なんかは、小さいころカンタンは知りませんでしたので、キリギリスが大好きでした。
2.カンタンが鳴き始めました。
ここ2~3年コロナで山田さんから産卵木をいただけなかったので、我が家の産卵木だけで孵化させておりました。そうしたら孵化する数がどんどん減り心配しておりました。
昨夜今年初めて鳴き声を聞き一安心。
3.その他コオロギ類はいっぱい孵化しております。これから毎日世話で忙しくなります。
(神奈川支部石川)
カテゴリー:日記


2022年07月27日 15時07分
盛夏に聞く涼しげな虫の音
7月24日の産経新聞に本郷会長の記事が掲載されました。

写真も綺麗に写っております。


(事務局 石川雅夫)
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2022年04月26日 19時03分
クビキリギス
我が家の庭で、珍しくクビキリギスを見つけました。昔は近くのテニス場に林があったので、時々見ましたが、ここ数年全く見られませんでした。
これはメスでしたので、また庭に戻しっましたが、果たしてオスがいるかどうか注意して鳴き声を聞きたいと思います。
(クビキリギスは成虫越冬します)
(神奈川支部 石川雅夫)


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2021年11月05日 18時10分
今年の多摩川
虫の季節も終わりですね、我が家の虫もエンマコオロギとマツムシだけとなって しまいました。 夏から秋にかけて何度か多摩川へ行きました、今年はカンタンの鳴き声が多く聞 かれました。 気にかけていたスズムシとマツムシですが、今年も健在でした。 11月4日 都区内支部 元木雅一
カテゴリー:日記
2021年05月25日 18時14分
2021年08月29日 17時55分
鳴く虫日記静岡編(その21)  放虫して7年目のマツムシ
7年前(2014年) の夏に静岡の実家の庭にマツムシの成虫10ペアを放虫しました。
翌年(2015年)  沢山発生しました。
2年目(2016年)  数匹鳴きました。
3年目(2017年)  どこにも鳴き声が聞かれずガッカリでした。
4年目(2018年)  2軒先きの家の辺りで鳴き声が聞かれました。
5年目(2019年)  隣家の庭から複数のマツムシの鳴き声が大きく聞こえて来ました。
6年目(2020年)  我が家の放虫した庭に戻って来て何匹も鳴いてくれました。
7年目となる今年(2021年)  我が家の庭ではないが、続きのような隣家の庭から複数のマツムシの元気な声が、寝床にいても聞こえて来て楽しませてくれています。

新井 彰(神奈川支部)
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2021年08月27日 18時37分
アオマツムシ
わが家の庭の月桂樹の木で今年はアオマツムシが毎晩鳴いております。アオマツムシは10年ぐらい前は街路樹で良く鳴いており、時々我が家の庭に来て鳴くこともありましたが、最近は殆どそういうことはありませんでした。たまに聞くと澄んだ鳴き声で、結構斬な感じでした。
他に庭ではカネタタキが例年通り鳴いております。

飼育しているものでは、コオロギ類の他に、生き残ったキリギリスが、何とか鳴いております。

神奈川支部 石川雅夫
カテゴリー:日記

多摩川のキリギリス
5月24日 キリギリスの様子を見に多摩川に行ってきました。
多数の幼虫を見つけることが出来ました。
もう雌雄がわかる程度に成長しています、来月には鳴き出すと思います。

草刈りが行われていたので、ここの個体は残念ながら全滅でしょう。

都区内支部 元木雅一
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2021年05月10日 19時08分
コロナ下でのキリギリスの飼育
先般神奈川支部水野さんより、下記内容のメールを頂き、私も急遽キリギリスの卵を取り出し孵化させ、現在体調15~20ミリほどになりましたので個別飼育5匹、集団飼育5匹計10匹をしております。水野さんもおっしゃっておりますが、コロナ下での暗い生活の中で、気分転換になっております。
(神奈川支部石川雅夫)

3月26日水野さんのメールより

昨年、ご分譲頂きましたキリギリスが最終的に雌2匹が産卵し、40卵ほどを得ることが出来ました。

15卵程を仲間に分けてやりまして、残りをミズゴケに移しサンルームに置いておきましたら、

2~3日前より孵化が始まり、現在7匹ほどになっております。

餌は、ハコベ、タンポポの花、ナス、メダカの餌を与えております。コロナ騒ぎで退屈しておりましたが、

お陰様で、これからは虫の世話で楽しめる毎日を過ごせます。有難うございました。

取り急ぎご報告申し上げます。水野隆

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2020年09月10日 09時54分
多摩川
9日夜多摩川に行ってきました、ヒロバネカンタンが勢力を広げカンタンはかなり
追いやられている感じでした。

驚いたことにスズムシが鳴いていました、なんとマツムシも・・・!!
共に数カ所で確認できました。

以前はいなかったので誰かが放虫したのでしょうかね?
スズムシはともかくマツムシを放虫する人はあまりいないと思いますが・・?
来年どうなっているか、楽しみである反面ちょっと複雑な思いです。

都区内支部 元木
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2020年08月17日 16時41分
鳴く虫日記静岡編(その20) 放虫して6年目のマツムシ
5年前(2014年)の夏に静岡の実家の裏庭にマツムシの成虫10ペアを放虫しました。
翌年(2015年)はたくさん発生して、裏庭だけでなく表の庭でもよく鳴き、更に2軒先きの家の辺りでも声が聞かれました。
2年目(2016年)は数がぐっと少なくなり、裏庭だけで数匹鳴いている程度でした。
3年目(2017年)は何処にも鳴き声が聞かれず、3年で絶えてしまったかとガッカリでしたが、
4年目(2018年)2軒先きの家の辺りで声が聞かれ、放虫したマツムシの4代目ではないかと思いました。
5年目(2019年)  隣家の庭から複数のマツムシの鳴き声が大きく聞こえてきました。5年目に元の場所のすぐ近くまでに戻ってきてくれたことになります。
それが、
6年目(2020年)となるこの夏、とうとう我が家の放虫した同じ場所に戻って来て元気に今何匹も鳴いてくれています。
これからは我が家にずっと居ついて、毎年鳴いてくれるといいがなぁ〜

( 神奈川支部   新井  彰)
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2020年07月27日 15時03分
今年初のウマオイ

こんばんは、鳴く虫保存会の皆さま。今日の夜、定期的に地元の森を観察している時でした。遠くの方でかすかな鳴く虫の声が聞こえ、ゆっくりと近づいてみると、今年初のウマオイが出迎えてくれました。ここの場所は、昔から時期になるとあちこちで鳴いています。クズもあるのですが、カンタンやクツワムシはいません。ササキリやヤブキリなどはいますが。とにかく今年もウマオイに出会えてよかったです。(神奈川支部 堀切)



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2020年07月19日 14時03分
ヤドリバエ
オオフタオビドロバチが泥で竹筒の巣にふたをしていた時、ヤドリバエの一種が巣の近くで、ハチの様子をずっと見ていました。ヤドリバエの仲間はたくさんの種があるそうですが、私はオオフタオビドロバチの巣で見たのは初めてです。
ハエはハチが何度目かの泥を採取に飛び去った瞬間に、泥にお尻を入れました。その間は1秒くらいでした。これが産卵かと思われますが、この巣からハチが羽化してくるのかハエが羽化してくるのか注視して見ていきたいと思います。
(神奈川支部 酒井)

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2020年07月12日 18時48分
山梨観察にて

こんにちは、鳴く虫保存会の皆さま。山梨に用事があり、帰りに虫たちを見てきました。画像には、今シーズン初のオオムラサキを確認。まだ時期が早いのでとても羽根が綺麗な個体ばかりです。ここを離れて少し車で走ると、弱々しく鳴くキリギリスを確認。姿は見れませんでしたが、こちらも初キリギリスでした。
(神奈川支部  堀切)


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2020年07月06日 19時18分
カンタンとクツワムシとサトクダマキモドキ

カンタンとクツワムシとサトクダマキモドキの飼育状況を報告させていただきます。

新年会でいただいたオオアレチノギクに産み込まれたカンタンの卵ですが、5月の上旬に孵化しました。

ペット用餌や果物の皮を餌にして飼育をしたところ、6月下旬から7月上旬にかけて次々に羽化し、今鳴いています。

クツワムシは、雌雄の区別がはっきりしてきています。8割が雌です。餌はツユクサとクズの葉のみです。単独飼育ですが、今のところ脱皮の失敗はありません。羽化が楽しみです。

サトクダマキモドキは大きめのプラケースにクヌギやサクラ、ミカンなどを枝ごと入れ、定期的に交換しながら飼育しています。成長はゆっくりな印象です。1つのケースで3頭ずつ飼っています。雌雄とも本当に鳴くのか羽化したら確かめたいと思います。

(神奈川支部 酒井 春彦

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2020年07月02日 19時21分
キリギリス
5月3日に近所の空き地の斜面に20匹ほどキリギリスの幼虫を放虫しましたが、その後草むらも大分大きくなり、今日行ってみましたら、3匹ほど鳴いておりました。我が家のキリギリスより元気が良いようです。これから草を刈られたりしますので、それに生き残って来年も鳴いてくれれば良いのですが。
(神奈川支部 石川雅夫)
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2020年06月30日 19時49分
多摩川
昨日(29日)キリギリスの様子を見に多摩川へ行きました、予想に反して水没しなかった土手の上より水没した河原の方に、多くの鳴き声がしていました。
やはり彼らはしたたかですね、かなりの鳴き声が聞こえたので安心しました。
これからがシーズンになるので土手の上もにぎやかになると思います。

この時期ヒロバネカンタンも鳴いていると思うので、天気のよい日の夜にでも行ってみます。

   (都区内支部     元木雅一 )  
カテゴリー:日記

2020年05月29日 19時26分
クツワムシ
昨年野生のクツワムシを2ペア採取して飼育したところ、今年は沢山孵化しました。今はみんなきれいな緑色です。これが成長すると緑色、赤茶色や灰色などいろいろな色に変わっていきます。足も長くスマートで、元気に育っております。

なお酒井さんからもクツワムシが孵化したとのご連絡を頂きました。

(神奈川支部 石川雅夫)

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2020年05月14日 19時24分
多摩川
1)4月20日頃と5月になってから、多摩川へ観察に行きましたが,ヤブキリのいた所は去年と環境が変わってしまい、1匹も見つけることが出来ませんでした。
キリギリスのほうも姿を見つけることは出来ませんでした、こちらは水没していなかった所なので期待していたのですが予想外でした。
でも彼らはしたたかです、河川敷が水没したことは過去に何度もありました、それでも翌年の夏になると鳴き声が聞かれます、たぶん今年も聞こえると思います。
2,3日中にもう一度行ってきます。
(5月9日 都区内支部 元木)

今日多摩川に、キリギリスを探しに行ってきました。
先日行ったときは見つけられなかったのですが、今日は見つけることが出来まし
た、ただ去年より数は少なく感じられました。
5~6匹しか捕まえられませんでしたが、まもなく草刈りがあると思いますので、刈られない河原のほうに持って行き、放してきました。
(5月13日 都区内支部 元木)
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2020年05月03日 09時42分
キリギリス
昨年多摩川で久しぶりに10匹ほどキリギリスの幼虫を採取しました。自然に生き抜いたものでしたので、大変元気に育ちました。そのため7月の頒布会では2ペア出しましたが、当日は会場でも元気に鳴いておりました。
その後昨年の台風でその生息地は濁流で完全に水没してしまいました。キリギリスが今年生き残っているか心配です。

我が家で育てたキリギリスからは沢山の卵がとれました。それが孵化し、
今順調に育っております。
塩田さん、水野さんからも順調に孵化したとのご連絡を頂きました。

我が家では沢山の卵が孵化しました。そろそろ共食いを始めるころです。
個別飼育には物理的に限度があります。
我が家の近くに20年ほど前にキリギリスが居た草むらがあり、長らく絶えてしまったところです。そこに20匹ほど放虫しました。今後状況をみて成虫なども放してみたいと思っております。

(神奈川支部 石川雅夫)



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2019年11月02日 19時11分
まだ鳴いています
10月は、夜間・深夜・早朝業務が続き、台風、大雨等でてんてこ舞いでした。
その上、演奏会の合奏練習・本番と毎日、時間刻みの連続でした。
  
 鳴く虫は、本年は初心に返って、手抜きせず飼育の世話をしているのでマツムシ、クツワムシは、まだ鳴いています。
リュウキュウマツムシも数匹になっしまいましたが同様です。

カンタンはふれあい樹林に放虫してしまいました。
観察会を2度行い、参加の皆さんに喜んでもらいました。
ここ数年、手を抜いたので9月中旬~下旬には、いなくなってしまいましたが、世話をすることにより、長生きをすることを、再確認できました。

 神奈川支部 安藤
 
カテゴリー:日記

2019年09月08日 19時25分
鳴く虫日記静岡編(その19)放虫して5年目のマツムシが鳴いています
5年前(2014年)の夏に静岡の家の裏庭にマツムシの成虫10ペアを放虫しました。
翌年(2015年)はたくさん発生して、裏庭だけでなく表の庭でもよく鳴き、更に2軒先きの隣家の辺りでも声が聞かれました。
2年目(2016年)は数がぐっと少なくなり、裏庭だけで数匹鳴いている程度でした。
3年目(2017年)は何処でも鳴き声が聞かれず、3年で絶えてしまったかとガッカリでしたが、
4年目(昨年)2軒先きの隣家の辺りで声が聞かれ、放虫したマツムシの4代目ではないかと思いました。(鳴く虫日記静岡編その18で報告しました)

それがです、5年目の9月5日、なんと放虫した裏庭に直結する隣家の庭からマツムシの鳴き声が聞こえてきたのです! しかも何匹も鳴いています。5年目に元の場所に戻ってきてくれました。
( 神奈川支部   新井  彰)
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2019年08月14日 19時26分
狭庭に鳴く蝉の今昔変化
12日朝から狭庭には、ミンミンゼミが3匹、クマゼミが2匹、が競って鳴いていました。
 
ミンミンゼミは、50年前頃(開発前)には、半径300~500mで1匹程度でした。
初鳴きは7月20~21日でした。
子供の頃、捕まえようと、4m位の篠棒(アズマネザサ)の先に、しだれ柳の枝を丸め、その部分にオニグモの巣の糸を
絡めて作った「自家製蝉専用捕虫ネット」で、ミンミンゼミの鳴いている場所に「人の動きがわからないように
静かに・・・静かに・・そうっと近づき」鳴いているミンミンゼミのところに的を絞り、パット押し付けるとクモ糸の
粘着により捕まえる。ミンミンゼミは逃げようとグワッ・・グワツと大きな声で鳴きもがくが、手にした得意な喜びは
今も忘れない思い出です。 
数年前からこんな狭い庭で複数繁殖するなんて驚きです。それも近づいても一向に逃げず鳴いています。
天敵に襲われる機会が少なくなったので危険の体験がなくなったのか、クモ糸捕虫ネットだカンタンに捕まえることが出来ますが、
このオニグモがいなくなりました。なぜか少なかったジョウロウグモばかりです。この糸はややオニグモより粘着が弱いようですが
捕虫が可能かいつか試したいと思います。
 
クマゼミは夏を通して数回程度聞けば多い方でした。初聞きは8月上旬~中旬でした。
このあたり(青葉台周辺)では、繁殖は無理で、藤沢辺りのが、飛翔してきたのではないかと推測します。
これも庭で繁殖するようになりました。
クマゼミは藤沢、茅ヶ崎より西側で小田原では珍しくなく鳴いていましたが。が、原因は温暖化の影響でしょうか。
 
アブラゼミ、昨年までは、朝から賑やかに、夜でも明かりがついていれば鳴いていました。7月中旬から鳴き出し、暑い夏を更に暑く
する蝉ですが、今年は、まだ夜の鳴き声は聞こえません。昼でも「鳴いているのかな」の激減です。何で減ったのかわかりません。
 
ニイニイゼミは鳴き始めは6月の中旬でしたが、今年は約10日位遅く7月に入ってからでした。
それも庭で繁殖し鳴くようになったのは最近(6~7年)です。個体数も多くなりました。開発前でもニイニイセミは多くはいませんでした。
抜け殻らはなぜか泥がついていて、他の蝉と一風変わって面白い。
 
ヒグラシは朝方(日の出の15~20分位前)と夕方や、にわか雨の前兆暗くなる時などに涼しげに哀調を帯びて鳴く好きな蝉でした。
面白い習性は数匹が一斉に鳴き出すと、谷間を挟んで鳴き返し(こちらが鳴くやむと、向こうが鳴く)が、一定のリズムで繰り返される。
子供の頃、カナカナと口笛を吹いて、この繰り返しリズムを乱して得意になって遊んだ。
でも、残念ですがヒグラシは庭では昭和50年代頃までいましたが、現在は途絶えてしまいました。
 
ツクツクホウシは、毎年8月10日頃鳴き出しますが、今年はまだ聞こえません。
庭で繁殖しています。毎年数匹が10月初中旬頃まで競って鳴いてくれます。
前奏のジュクジュクを十数回、本音のオーシンツクツも十数回大きな声で繰り返しますが、10月になると鳴き声も弱く繰り返しも少なく
数回で終わってしまいます。
暑かった夏を思い出させる懐かしい蝉です。
 
今年は遅れていますが、お盆(13~15日)には鳴いてくださいね、
好きな蝉です、
 
8月12日  神奈川支部 安藤
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2019年06月26日 18時59分
多摩川
25日夜、多摩川に行ってみました。
最初に聞こえてきたのは、ヒロバネカンタン。
その次は、ケラでした。
自転車を走らせていると、クビキリギスも鳴いていました。

以上3種類でしたが、たぶんヤブキリも鳴いていると思います、キリギリスも
そろそろ鳴き出すころで楽しみです。
残念ながら、5月始めにたくさんいたところは、草刈りが行われ全滅してしまい
ましたが・・・。

ヒロバネカンタンは、広い河川敷のどこでもいるほどの数です。
今いるのは夏バージョンでしょうか?もうしばらくすると一時鳴き声は聞こえな
くなりますが、秋になると又復活します。

1匹だけ捕まえてきました、昨年から生き残っているタイワンクツワムシと共に、
家の中で鳴いています。

(都区内支部 元木)
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2019年06月25日 16時02分
ミノムシ
近所の家にあるグラジオラスの葉にミノムシがぶら下がっておりました。体調は4センチ位です。蓑には近くにある枯れた茶色のつつじの葉を付けております。
これを家に持ち帰って写真を撮って、そのままにしといたら翌日違う場所に移動しておりました。
昼は糸にブラ下がっているだけですが、夜になると蓑から身体を少し抜け出して移動しているのでしょうか。
(神奈川支部 石川雅夫)


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2019年05月10日 19時47分
多摩川のキリギリス
多摩川にキリギリスを探しに行きました。
今年は、土手の上でたくさんの幼虫を見つけました。

草刈りが行われないといいのですが・・・、夏が楽しみです。

都区内支部 元木雅一
カテゴリー:日記

2019年04月26日 16時46分
シンビジウムが咲きました
一昨年、武蔵野支部の池谷さんからシンビジウムの分株を頂き、土や肥料を入れ手入れしてきました。
昨年は残念ながら花を咲かせることはできませんでしたが、今年は写真のように何とか咲かせることができました。池谷さんに感謝です。

神奈川支部石川雅夫
カテゴリー:日記

2019年04月20日 09時13分
春の多摩川
暖かくなったので多摩川に行ってきました。
去年ヤブキリを見つけたところで探すと、
いました!。小さな小さな幼虫です。

去年とほぼ同じ日に行ったのですが、今年のほうが寒かったのか一回り小さかったです。

もう少ししたら、キリギリスも探しに行ってみます。

 元木雅一

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2018年11月08日 18時51分
クビキリギス
立冬を過ぎて冬が近づいてきました。近所の生垣ではカネタタキがまだ良く鳴いています。我が家の庭で成虫越冬をするクビキリギス(写真)を見つけました。前には近所に空き地や林があったので良く見かけたのですが、最近では住宅地になってしまい、この虫を見なくなっていました。

朝、冬の渡り鳥ジョウビタキがヒー、ヒー、ヒーと高いところで鳴いておりました。この鳥は毎年庭に来るので、その内姿を見せるのを楽しみにしております。
(神奈川支部石川雅夫)



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2018年10月08日 15時48分
多摩川鳴く虫日記(その21)北海道の一面の蕎麦畑でカンタンが鳴いています
NHKのBSTV『にっぽん縦断 こころ旅 764日目 北海道幌加内町』という、火野正平さんが国内各地を自転車で周る番組を録画したのを見ていたら、一面の蕎麦畑の場面(写真)の前後6分間に亘ってずっとカンタンが鳴いているのがよく聞こえました。
しかし、『カンタンがよく鳴いています』という言葉はありませんでした。火野正平さんもスタッフの面々も“鳴く虫”に全然関心を持ってはいないようです。
(神奈川支部 新井 彰)
カテゴリー:日記

2018年09月27日 19時37分
鳴く虫日記静岡編(その18)放虫して4年目のマツムシが鳴いています
4年前の2014年の夏に静岡の実家の裏庭にマツムシの成虫10ペアを放虫しました。
翌年(2015年)にはたくさん鳴いてくれました。裏庭だけでなく表の庭でもよく鳴き、さらに2軒先きの隣家の辺りでも鳴き聲が聞かれました。
2年目(2016年)は数がぐっと少なくなり、裏庭だけで数匹鳴いている程度でした。
3年目(2017年)はとうとう鳴いてくれませんでした、がっかりしました。
ところがです、一昨日、家の前の道路を中秋の名月を眺めながら歩いていたら2軒先きの隣家の辺りでマツムシの声が聞こえて来たのです。
4年前に放虫したマツムシの子孫だろうと思います(と思いたいです)。
(神奈川支部  新井  彰)

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2018年09月10日 18時45分
寺澤名誉会長ラジオ深夜便 にっぽんの音「虫の音」に再登場
掲題の件、寺澤名誉会長より下記の通り連絡がありましたので、ここに掲載致します。  (事務局石川雅夫)

次回NHKラジオ放送の収録を行いました。

放送日時は、9月17日(月)ラジオ深夜便 徳田 章

午前4時05分~「にっぽんの音」 能楽師狂言方 大蔵基誠とゲストの小生と決まりました。

現在、局で編集中ですが、今回はHPの「虫の音」を沢山使わせて頂きましたので、楽しみに致しております。

なお、早朝でございますので、放送後、NHKより「CD」を貰いますので、それをお聴き下さってもと思っております。

寺澤康行

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2018年07月26日 19時33分
多摩川
7月25日 夜の多摩川ですが、「ミツカド」や「オカメ」それに「エンマ」も鳴い
ていました。
又、1匹だけですが「カンタン」の鳴き声も確認できました。
今年は暑さのせいなのか、ずいぶん早いような気がします。

「ヒロバネカンタン」は、1週間前より数が減ったような気がしました。
これから秋の個体が出てくるのでしょうか?

都区内支部 元木雅一
カテゴリー:日記

2018年07月18日 18時48分
今年は ニイニイセミ、アブラセミ、ミンミンセミに変化? 雑感 
今年は、ニイニイセミが我が家の庭にもよく鳴いています。農家の庭先や公園など、これほど多く聞かれるのは近頃珍しいです。
それも、今年はアブラセミが少ないようです。7月の上旬には鳴き出すのですが7月半ばを過ぎたのに、まだ1回も聞いていません。
 
ミンミンセミは我が家では7月20日頃から鳴き出すのが標準ですが、12日に鳴き出しました。1週間も早いです。
 
ニイニイセミは この辺では6月上・中旬に出現しますが、本来、声の音量小さく、周波数が意外と高いので聞き取りにくく、通常、鳴いているよと教えてもらわないとほとんどの方は気がつきません。
(「泥のついた空蝉」もニイニイセミの特徴です。)
ハルセミの次に出るセミで、夏が来たぞと知らせるセミで、子供の頃から好きなセミです。
ジッ・ジッ・・  ニイニイ  ジー 等アブラセミの様な鳴き声ですが、音量が小さいのでアブラセミが出始めると隠蔽され、なおさら聞き取りにくくなります。
 
今年は、アブラセミが遅いのか、ニイニイセミが目立つのか、個体数が多いのか、もう少し先に行けばアブラセミの変化がわかると解決されると良いのですが。
 
セミの中では小さいが猛暑をはねのけ、アブラセミの異変のなか謳歌を続けて!!
 
7月17日  神奈川支部  安藤
カテゴリー:日記

2018年06月30日 11時43分
ヤブキリ
耕している畑の一部にわずか30m2の雑草専用範囲(周辺の農家の方から笑われています。)を作ったところ、3月頃からヤブキリが孵化しまし
た。数十匹確認しました。
それが24日頃から「シィシィ・・・」「シッシィ・・」とそばにあるエゴノキから鳴いています。
高齢になったのでササキリ・ウマオイのような高周波音は数年前からだめでしたが、今回、ヤブキリは聞けたので大変うれしかったです。
子供の頃、夏の夜、庭の柿の木からアブラゼミがヤブキリに捕まり悲鳴をあげて鳴くのをよく耳にしました。
まだ、暗騒音が低かった頃、ヤブキリ(蝉食・・セミクイと呼んでいた。)がよく鳴いていたことが、なつかしく思い出しました。
   
  6月28日  神奈川支部  安藤俊夫
カテゴリー:日記

2018年06月18日 10時56分
カラフトキリギリス良く鳴いています
雄のみで残念でしたが、良く鳴いています。内地のキリギリスとは異なり、小さな鳴き声でシャキシャキと地味ですが、また味わいもので楽しんでおります。  茨城支部 櫻井
カテゴリー:日記

2018年06月15日 19時46分
投稿
6月14日多摩川のキリギリスを調べに行きました、数は少ないですが鳴き声が聞こえ、ホッとしています。

昨年の大雨で水没していた所ですが、したたかですね。
土中産卵が幸いしたのでしょうか?

都区内支部 元木雅一
カテゴリー:日記

2018年04月30日 09時27分
トックリバチが羽化しました
昨年の12月28日の日記に対し、今年の1月13日に安藤さんがトックリバチ
の卵と教えてくれました。
それが今日見ましたら羽化しておりました。しかし羽化の跡穴が2つあるので2匹羽化したと思われますが、1匹しかいません。飼育箱からは逃げられないと思いますので、共食いされたのかもしれません。
(神奈川支部 石川雅夫)




カテゴリー:日記

2018年04月19日 09時37分
カラフトキリギリス孵化させて飼育中です
4月17日(火)
 友人から10個の卵を頂いて3年目となり、3月13日に孵化が始まり1週間以内に4匹を得ました。1ケ月を経過した現在は3匹が生存中です。ペアの確保を目指し管理しているところです。 (茨城支部 櫻井)
カテゴリー:日記

2018年04月14日 19時15分
投稿
暖かくなってきたので、タイワンクツワが元気を取り戻し、夜になると鳴き出すようになりました。
エサの野菜がまだ高いので、クズの葉を探しにウォーキングをかねて多摩川に行ってきました、片道約3㎞、30分で歩けました(普段は自転車を使います)。

まだ小さく、エサになるようなものは、あまりありませんでした。
途中の空き地に生えている方が、大きく育っていました。

クズを探していると、ヤブキリの幼虫が飛び出してきました、2齢位の大きさでした、多摩川でヤブキリに出会うのは初めてです。

来月後半に、キリギリスを探しに行ってきます。

都区内支部 元木
カテゴリー:日記

2018年03月14日 19時07分
カマキリの卵
我が家の庭に珍しくカマキリの卵を見つけました。それは葉が落ちたサンショの木の180センチぐらいの高さのところです。今まで大カマキリを時々見つけましたが、卵を見つけたのは初めてです。
このサンショの木には毎年、アゲハチョウが卵を産み、幼虫が葉を食べているところが、良く見られたものです。
(神奈川支部 石川雅夫)

カテゴリー:日記

2018年03月10日 18時42分
キリギリスの卵
今年の冬は例年になく寒い日が続きました。しかし3月になると、さすがに暖かい日もありましたので、毎年我が家で一番早く孵化するキリギリスの卵を取り出して見ましたら、写真のように、ふっくらとしてきておりました。
もう数日で孵化するのではないかと楽しみにしております。
(神奈川支部 石川雅夫)

カテゴリー:日記

2018年01月13日 19時43分
写真のこれ何
写真では不明な点がありますが、大きさと入り口がとっくりの様に折り返しがあるようなので、
ツチハチの仲間の「トックリバチ」と思われます。よく、壁や石垣、ブロック塀などに巣を作り幼虫用の泥巣です。
これは巣が酒飲みのトックリに似ているので、巣の形状から、先人の観察で名がついたと思われます。
誰でも一度で覚えられる名前は、先人の素晴らしさを感謝する次第です。
   (神奈川支部 安藤)

安藤様
ご連絡有難うございました。おっしゃる通り泥巣でトックリに良く似ております。 今は虫の飼育箱に入れておりますので、暖かくなって幼虫が出てきましたら写真を撮ろうと思っております。
(石川雅夫) 
カテゴリー:日記

2017年12月28日 09時38分
何虫のものでしょうか
我が家の縁側に置いてあった石に、15ミリぐらいの壺状の土の塊が付いておりました(写真)。上には丸いふた付いております。蜂の幼虫のさなぎのように思えますが、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
(神奈川支部 石川雅夫)


カテゴリー:日記

2017年12月26日 18時57分
邯鄲様まだまだ元気で鳴いております

鳴く虫保存会の皆様お久しぶりです

長野塩尻市から

年末を迎え家のこと掃除、かたずけ等いろいろと忙しくなっておりますが

お元気のことと思います、こちら朝起きて外の気温は-10度でしたホントに寒いですわ

起きたら玄関に設置してある薪ストーブに火をつけます

一時間ほどすると温まるので邯鄲様2籠を部屋から持ってきてストーブの脇に置きます

暫らくすると邯鄲双方で鳴き出します

どうしたものか、5籠の内2個が高齢者ですが元気で鳴いております

夜は箱の中で保温しておりますが、暗くなると鳴き出します

武蔵野支部 中川健治 1225日記

 

カテゴリー:日記

2017年11月16日 18時32分
10月のこれ何 クチナシの青虫
10月25日の日記でチョウの幼虫と思われる青虫について、下記の通り安藤さんより連絡頂きました。
偶々我が家にあった小さな1本のクチナシの木でしたが、クチナシの害虫がさすがに良く見つけたものだと感心しております。(石川)

オスカシバ(スズメガ科)の幼虫です。クチナシの害虫です。地面に潜って蛹になる。(数年前の、鳶色スズメガとどうようです。)
成虫は、頭部~胸部は緑色を帯びた焦げ茶色、腹部に赤っぽい帯状でその先(尾)は黄色状です。
羽は羽化したての頃は鱗粉があり不透明だがやがて鱗粉がはげて透明状になってくる。
ちょうどミンミンゼミを△状に広げた様な形状、昼間飛び回ってハチドリのように空中にとまって(ホバリング)花の蜜を吸う。
 オオスカシバとは「大型で羽が透かしている蛾」から呼ばれたようです。
 (11月15日 安藤俊夫)
カテゴリー:日記

2017年10月25日 18時54分
チョウの幼虫
我が家の庭のクチナシの木の葉が6-7センチもある大きな青虫に食い荒らされておりました。この青虫は普通に良く見かけるようなものです。
キアゲハやクロアゲハは良く庭にきておりますがそれとは違うようです。
これは何の幼虫でしょうか。
(神奈川支部石川雅夫)
カテゴリー:日記

2017年09月13日 09時39分
我が狭庭の近況 つれずれに
① 鳴く虫
  マツムシ十数匹が、競って鳴いています。多分雌も同数くらいいると思います。
自然発生でなく幼虫時代にかご逃げし、生長したものと判断します。
我が家の庭といっても、草がぼうぼうと育って、原野とそっくりが虫たちに喜ばれているものと思います。
スズムシ2匹は8月上旬から下旬頃まで良く鳴いていました。1週間前までは、クツワムシが5匹鳴いていました。雌も1匹確認しました。
来年はどんな風になるか楽しみです。
今年は、アオマツムシの声がありません。天敵(病気、鳥、寄生虫?)が現れたのかもしれません。
そして、カネタタキ、クサヒバリ、クマスズムシも、まだ聞こえません。樹木もぼうぼうとして虫たちの環境は整っているのに、どうかしているようです。
 
② 蝉
 ハルゼミ   子供の頃、5月の頃、松林(現・もえぎ野中学校、もえぎ野小学校あたり) に多くいた。
1匹が鳴くと、つられて合唱する。春がきたのだなアと明るく思いをさせた。もう、開発により絶滅した。エビネ、イカリソウ、キンラン、ギンランが咲き誇っていた。松林にはオショロというキノコを探した。
 ニイニイゼミ  数年くらい前から、空蝉を確認しました。今年も6月中旬頃から、7月中旬頃に数匹鳴く様になりましたので、もう定着したと思います。
 アブラゼミ   今年は、めっきり少なくなりました。数年前にはエゴノキ、柿の木、大山レンゲ等に数十匹確認したのに。
 ミンミンゼミ  今年は、羽化(雄、雌)も確認し、多いときは3~4匹が、競争鳴きで、雨がちな夏を満喫できました。子供の頃より多くなりました。
かわいそうにも外灯の光がホタルの水槽から反射し、迷い込みおぼれ死んだ1匹がいました。
 クマゼミ    毎日、聞けました。子供の頃は、夏に5~6回聞けば多い方で、でも茅ヶ崎より西側小田原では、珍しくなかった。
棲む場所が減ったのに個体が多くなったことは、当時より気温の変化が上昇したのかもしれない。
 ツクツクボウシ 8月中旬から毎日、2~3匹が、今でも鳴いてくれる。空蝉も数匹確認しました。残暑から秋を伝えるヒグラシの声はなんとなく寂しさを感じさせるので好きな蝉です。
 ヒグラシ    残念ながら、もう戻ってこない。20年くらい前には、毎年数匹が鳴いてくれたのに。
 
③ トンボ
 ミズコケ栽培の水槽に時々、シオカラトンボ(ムギワラトンボ)が来て、産卵しています。
 でも、生き餌がないので孵化はするが育ちません。 今度、ヤゴ用にアカムシ、イトミミズ 等生き餌を入れてみようと思っています。   
   
      9月12日  安藤 俊夫
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2017年09月05日 09時45分
TBS「マツコの知らない世界」に「虫の音」出る予定です
9月12日(火)20 時57分~22時00分 TBSマツコの知らない世界「秋の鉄道旅行の世界&虫の音の世界」に虫の音が放映される予定です。

この番組は毎回、あるジャンルに精通したゲストの方が登場し、マツコ・デラックスと1対1でのトークを繰り広げ、 得意ジャンルや、現在ハマっているものをマツコにプレゼンしていくというスタイルのトーク番組です。

どのような番組になるのか分かりませんが、日本鳴く虫保存会でも虫の鳴き声に協力しておりますので、ご参考までに。

(事務局 石川雅夫)
追記
「マツコの知らない虫の音の世界」の表題で、
ヤマトヒバリの鳴き声を「音提供 日本鳴く虫保存会」として使うとの連絡がありました。
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2017年08月26日 10時24分
寺澤会長がラジオ深夜便に出演
ラジオ深夜便の9月号を読んでいましたら、番組表に寺澤会長が出演する記事がありましたのでご紹介いたします。

NHK番組表
9月18日(月) 午前4時~
にっぽんの音  大蔵基誠(能楽師狂言方) 
           寺澤康行(日本鳴く虫保存会会長)

(事務局 石川雅夫)
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2017年07月30日 10時41分
初鳴き
こんばんは、鳴く虫会の皆さま。昨年ブリードしたマツムシが無事孵化し、グングン成長いたしました。3日前ぐらいからあのチンチロリーンととてもきれいな鳴き声が聞こえてきます。もう知り合いからはエンマコオロギが鳴いていますと教えてくれました。今年は、なんとなく季節が前倒しのような気がします。
(神奈川支部堀切
)
カテゴリー:日記

2017年06月10日 10時27分
鳴きバッタ
昔キリギリスがいた、近くの広っぱに行って見ましたが、キリギリスは見つかりませんでした。やむなく孫のために体長2-3センチのバッタを取ってきて、飼っておりましたら、シュ・シュ・シュ・シュと鳴きだしました。丁度ササキリの小さな鳴き声のようなです。鳴きイナゴはこのHPにもありますようにに知っておりましたがバッタが鳴くのを聞くのは初めてです。
図鑑で調べたら、ヒナバッタでした。ヒナバッタの外見の特徴は首筋の左右にひらがなの”く”の字の斑紋があることです。
(神奈川支部 石川雅夫)



カテゴリー:日記

2017年05月17日 10時25分
アゲハ蝶の幼虫
我が家の庭にアゲハ蝶が飛んで来るようになりました。
そして今日みかんの木に体長10ミリぐらいの幼虫を数匹確認しました。
クロアゲハの幼虫と思われます。

(神奈川支部 石川雅夫)


カテゴリー:日記

2017年05月06日 08時37分
川崎市岡上 キリギリス
久しぶりに投稿します。
昨日(5月4日)、川崎市岡上地内のキリギリスの発生状況を調査しました。
残念でした。2週間前くらいになろうか、棲息していた場所が全部草刈りされて
一匹もいませんでした。昨年までいたので、必ずやどこかに避難しているはずと
思い、30~50m位離れた道路の土手(幅1.5m長さ10m)が、笹混じりで
少しばかり伸びた(草丈10~15cm)場所があり探した。11匹発見したが、餌不足か
孵化したばかりの大きさでした。付近はジャガイモ畑で、成虫になれるか危ぶまれた。
まもなくここも草刈りされて、とても成虫の生活環境は望めない。
横浜市内、川崎市内での野生のキリギリスの生活場所がなくなってしまう。
 
5月5日 安藤
カテゴリー:日記

2017年04月23日 15時28分
アゲハ蝶の羽化
昨年10月4日の日記にも載せましたが、アゲハ蝶の幼虫が庭にいて、すごい勢いで三つ葉の葉を食べていました。しかしその後どこかに姿を消してしまいました。ところが今日山椒の木のところで羽化しておりました。
羽化したばかりで、飛ぶことはできませんでしたが、その後
飛び立っていきました。
(神奈川支部 石川雅夫)
カテゴリー:日記

2017年02月26日 08時37分
邯鄲の句碑
 
昭和32年建立の邯鄲(カンタン)を読んだ句碑を紹介いたします。
 
  「邯鄲や心見極む我が耳に」  光曜庵篤童
 
現在、横浜市都筑区(当時、港北区)勝田町です。
住宅団地開発以前の横浜の原風景に棲息していた邯鄲を
読んだ貴重な証拠となると思います。
当時、横浜市内の原野には、鳴く虫の種類は多くいました。
鳴いていた虫の種類を消去法で消していくと、どうもカンタン
ではないかと思うようになったが、これがわかる人が周辺には
いなかった。
そんなとき、昭和36年頃、某場所で「カンタンの声を聞く会」が
あり、早速、参加した。
それで、やはりカンタンであることが確認できたと思った。が、
聞く会の某講師は、カンタンは500m~1000mの高い山地に
しかいません。と説明されました。
そこで、この鳴き声の虫「カンタン」ならば横浜には平地に
いっぱい鳴いています。と質問したところ。
昆虫学では立派な某講師ですが「横浜など平地には棲息していない。
勘違いではないですか。」といわれショックでした。
その後50年余経過したが、この句碑を拝見して横浜に棲息してい
たことやもカンタンを愛していた立派な先人がいらしたことを、発見
いたしました。
 
この句碑はインターネットで、紹介しています。
 
都筑区20周年「都筑区の句碑を訪ねて」関家の句碑 で検索
 2月25日  安藤
カテゴリー:日記

2017年01月26日 10時06分
(続)本の紹介
2冊目は、2010年10月発売の『野山の鳴く虫図鑑』
著者 瀬長 剛
発行 偕成社
定価  5,000円+税

この本は写真ではなく色鉛筆を使った細密画で描かれています。
子供心をくすぐるような楽しい本です。

ブックレビューは下のとおりです。
http://insects.exblog.jp/14856130/

(都区内支部 元木雅一)
カテゴリー:日記

2017年01月26日 10時01分
本の紹介 1
おもしろい本があったので紹介します。

1冊目は、2015年8月発売の『バッタ・コオロギ・キリギリス鳴き声図鑑』
著者 村井貴史
発行 北海道大学出版会
定価  4,600円+税

タイトルどおり鳴き声の図鑑(?)で、CDが2枚ついています。
生息地の状況や、どのようにして録音したか、といったことが書かれていて、
鳴き声を聞きながら本をめくると良いと思います。

ただ残念なことに、私の耳には聞こえないものがたくさんありました(特にツユムシ系)。

(都区内支部 元木雅一)
カテゴリー:日記

2017年01月18日 09時00分
大井町の件
会員 神奈川支部所属  酒井春彦 様より 
大井町教育委員会発行 大井町冊子 おおいの自然 が刊行されたことあり、1冊手元に届きましたのご紹介いたします。
内容は大井町の地形・地質部門、植物部門、昆虫部門、動物部門、他 A5版100ページです。
酒井様は昆虫部門P42~66の24ページにハチ・チョウ・トンボ・ホタル・セミ・アリ・バッタ・キリギリスの仲間など多義にわたって写真と詳細な観察記録で解説されたものです。
(一読したところ観察の方法、見どころ、記録仕方等お手本となる冊子です。安藤)
町制60周年(平成28年度)を記念し、これまで広報誌で紹介してきたものを、よりわかりやすく魅力あるものに再編集したとのことです。
この冊子をもとに、身近な自然に目を向けて大井町及び周辺のダイナミックな地形・地質、そこに 息づく生き物たちの多様性、その大地や生き物たちと人の関係を見直す契機としていただければ、この上ない喜びです。 
 
1月16日  神奈川支部 安藤俊夫
カテゴリー:日記

2017年01月14日 08時46分
歌会始 天皇陛下のお歌
歌会始の儀の歌  (平成29年のお題「野」)
      
天皇陛下  
    邯鄲の鳴く音聞かむと那須の野に集ひし夜をなつかしみ思ふ
 
 平成11年(1999年)秋の夜、那須御用邸近くで、周辺の自然調査をしていた研究者から邯鄲について説明を受けた際、その鳴き声を耳にした思い出を歌にされた。(読売)
 早速、日本鳴く虫保存会創立者、小野名誉会長に電話したところ、やはりラジオで聞いてたとのこと。
邯鄲は、これから大勢の方々に愛せられることで、邯鄲の人工飼育開拓者 小野名誉会長も大変喜んでおりました。
 
                  1月13日  神奈川支部 安藤俊夫
カテゴリー:日記

2017年01月08日 08時26分
日本鳴く虫保存会の皆様 新年明けましたおめでとうございます。
鳴く虫には関係ありませんが、恒例の獅子舞2,3、5,6日の4日間、朝9時頃から夕5時頃まで雪駄履きの歩行で約250軒の家にて、役は笛吹きを担当しました。
獅子舞は各家々にあがり、笛音のリズムに合わせ太鼓・鉦の大きな響き・おかめさんの
舞・獅子頭の手さばき等で病気等の厄を払うのです。皆さんに見ていただき大変喜ばれました。
演奏メンバーの平均年齢は約80歳で、一生懸命で疲れをも感じさせない楽しいお正月でした。       

鳴く虫は、ムニンエンマコオロギ、ハマスズ、クチキコオロギで、リュウキュウマツムシは
12月始めに成仏、産卵越冬で4~5月頃のふ化を待っているところです。
        
        2017年 1月 7日  安藤
       
カテゴリー:日記

2016年10月31日 08時38分
「鳴く虫の捕り方・飼い方」紹介
10月22日の例会の時に、元木さんより紹介された本です。
当会のベテランの方は知っていることが殆どですが、初心者の方には参考になると思います。

「鳴く虫の捕り方・飼い方」 後藤 啓 著 築地書館
定価 1800円+税


(事務局)
カテゴリー:日記

2016年10月15日 13時48分
NHK 音の風景の放送
お知らせにも掲載しておりますが、
先般開催のコンクールの時にNHKが取材した音の風景が次の通り12回放送されます。
各回同じもので、放送時間は5分です。

これは10月18日に放送されたものです。



10/15(土) FM 22:55~  10/16(日) R1 19:55~
10/18(火) R2 23:35~   10・19(水) FM 15:55~
10/20(木) R2 12:55~  10/21(金) FM 9:55~
10/23(日) FM 20:55~  10/24(月) FM 15:55~
10:25(火) R2 12:55~  10/27(木) R2 23:35~
10/29(土) R2  13:55~  11/2(水)  R2 23:35~

(R1:ラジオ第一放送  R2:ラジオ第二放送) 


(事務局)
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2016年10月12日 08時38分
羽化しました
こんばんは、石川様。鳴く虫会の皆さま、こんにちは。自宅でルリタテハの蛹が無事羽化してくれました。毎年初夏に産卵した個体は、幼虫時代必ずというほど寄生蜂にやられ、羽化までいきません。しかし夏の終わりに産卵した個体は、ほぼ羽化までいってくれます。羽が乾き落ち着いたら、広い青空へリリースへ。来年もぜひ我が家に飛来してほしいと思います。

(神奈川支部 堀切
)
カテゴリー:日記

2016年10月05日 08時48分
夏の思い出
こんばんは、鳴く虫会の皆さま。連続で投稿となりますが、今年の夏は、とてもたくさんの昆虫に出会うことができました。特に山梨での観察会は、とても有意義でした。オオムラサキがいつでも普通に見れる環境がとても羨ましいです。逆にルリタテハ、特にスミナガシ(右写真)はなかなか見れません。でも今回は、やっとの思いで画像に収めることがてきました。いつ見てもきれいです。
(神奈川支部 堀切





 
カテゴリー:日記

2016年10月04日 11時55分
アゲハの幼虫
堀切さんのルリタテハで、毎年我が家の庭の三つ葉のところにアゲハチョウの幼虫がいるのを思い出し、探しましたら
大きな幼虫がいました。昨年は5-6匹いましたが、今年は一匹だけです。これが今年蛹で越冬するものか、或いは羽化までするのか。昨年はいつのまにかいなくなってしまいました。今年はフォローしたいと思いますが、なかなか難しいと思います。

(神奈川支部 石川雅夫)
カテゴリー:日記

2016年10月04日 11時06分
飛来したルリタテハ
こんばんは、鳴く虫会の皆さま。毎年ルリタテハが我が家に飛来し、産卵をいたします。初夏の幼虫は、寄生蜂の影響でなかなか羽化までいきません。夏の終わりに再度産卵に来ますが、こちらはなぜだか高い確率で羽化までいきます。今年は、庭に15匹の幼虫がいました。一部は、近隣の小学校に寄贈いたしました。先生方から蛹になりましたと報告がありよかったです。残りの幼虫を自宅の庭にて飼育をしています。今は蛹になっています。このまま羽化して旅立ち、また来年我が家に飛来してほしいと思います。

(神奈川支部 堀切 政男
)
カテゴリー:日記

2016年10月03日 09時14分
マツムシの産卵
こんにちは、鳴く虫会の皆さま。今年は、スズムシ、マツムシ共全く孵化せず寂しい初夏の迎となりました。なので再度マツムシの方に集中して、ブリードを試みました。今回は、安藤様のアドバイスをいただき産卵セットして経過を見ていると、ある時メスがやたらチゲの根元をかじる姿が。そうこうしているとチゲを登りだし、産卵行動に移りました。こういうシーンを見るのは、生まれて初めてです。たくさん産んでいただき、是非来年マツムシたちが無事孵化することを願います。

(神奈川支部 堀切 政男
)
カテゴリー:日記

2016年09月10日 16時31分
多摩川鳴く虫日記(その20) キリギリスを売っている店を発見
昨日、東急多摩川線の駅に向かって商店街を歩いていたら、かすかに虫の鳴き声が聞こえてきました。
どうやらキリギリスのようです、でもこんな街中でキリギリスはいる筈もないのにと思って歩いているうちに段々声が大きく聞こえてきて、確かにキリギリスです、そして金魚屋さんの店に緑色の小さな虫籠がぶら下げられているのを発見(添付写真)。
虫籠は一つだけ、一匹1400円の正札付き。
「珍しいですね~ 懐かしいなあ~」と店の主人に話しかけたら、「スズムシも置いていました」ということでした。
(神奈川支部 新井 彰)
カテゴリー:日記

2016年08月25日 13時38分
鳴く虫日記静岡編(その18) マツムシが2年連続自然発生してくれました
一昨年の夏、静岡の実家の裏庭にマツムシを10ペアばかり放虫しました。
昨年うまい具合に自然発生して8月10日ごろから鳴き始めてくれました。
今年も自然発生してくれよと願っていましたが、10日を過ぎ17日を過ぎても鳴き出してくれません、2年続けての自然発生はダメかとがっかりしていましたら、22日の夜また実家に帰った時には嬉しいことに鳴いていました。2年連続自然発生成功です。
5年前に放虫したカンタンも毎年自然発生して鳴いていて、これからマツムシとカンタンの二重奏が毎夜聞かれます。
カンタンの方は、3年目からは成虫を北杜市で捕まえて来て毎年追加放虫をしているので5年間ずっと続けて自然発生しているとは正確には言えません。
(神奈川支部 新井 彰)
カテゴリー:日記

2016年08月25日 13時28分
クツワムシ
こんばんは、鳴く虫会の皆さま。なかなか書き込みができず、夏が過ぎようとしています。さて昨日市外にてクツワムシを確認いたしました。毎年お盆のころから現れます。現地に着いたときは、いつもの5割ぐらいの鳴き声でした。あと2週間後くらいがピークを迎えると思います。再度この地を訪れて、虫たちの鳴き声に酔いしれようと思います。神奈川支部 堀切
カテゴリー:日記

2016年08月18日 09時23分
ヘイケホタルの舞他
① ヘイケホタルとクツワムシの光と音の共演
  我が家のヘイケホタルもそろそろ終わりに近づいてきました。
   ヘイケホタルは、水系毎、O系、S系、H系がいます。それぞれ十分な幼虫が、
   孵化しているので、つい、羽化箱の蓋の管理がおろそかになり、逃げだしています。
   O系・S系の系統飼育をしているため、逃げたものは捕獲しないので、元気よく庭で
   舞っています。
   また、傍らでは放虫した数匹のクツワムシが繁茂した草むらで鳴き競っています。 
   1年間の飼育苦労も、ひとり闇夜で、この自然の光と音を眺め・聴いていると、
   心も身体も癒されます。 苦労も多いがホタルや鳴く虫の人工飼育のおかげです。
 
 ② ミツバチの冬支度
  8月も半ばとなってしまいました。ミツバチも冬を強群で越冬するには、今からその準備 にとりかかります。
 まず、これから襲ってくるオオスズメバチ対策、油断すると1日で全滅されてしまいます。
 次に、蜂の数が4~6月から比べ半数以下となってきたので、巣枠(蜜の貯蔵や幼 虫を
 育てる場所)の引き抜き調整
 この引き抜いた巣枠は、放っておくとスムシ(ハチミツガの幼虫)にぼろぼろにされて
 使用不能されてしまう。
 さらにらに、蜜の貯蔵状態と産卵状態の確認は、怠ったら、多分越冬不可能といっても よい。
 苦労は、まだある、それはミツバチヘギイアタダニという1.5mm程度のダニミツバチ の 幼虫に寄生する。寄生された幼虫は変形(身体障害)され、飛ぶことも出来ないので大 発生されると、女王も産卵(一種のノイローゼになる)することもできず、絶滅は100%と なる。このダニの発見、駆除対策は気が抜けない。等々来春の恵を再び受ける準備が 最も大切な時です。
   (8月17日  安藤)
カテゴリー:日記

2016年08月17日 11時33分
アブラゼミの脱皮羽化
庭のアジサイの木に朝アブラゼミが脱皮羽化していました。羽化したばかりは、真っ白な体であの茶色のアブラゼミとは全く違います。この色では鳥などに見つかりやすいのではないかと危惧されます。2時間ぐらいしたらどこかへ飛んで行きました。このアジサイの下の土の中で、何年も幼虫で過ごして来たわけです。
このアジサイは、カンタンやカネタタキの産卵木になったりして、いろいろ虫に役立っています。
(神奈川支部石川雅夫)




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2016年08月04日 14時24分
鳴く虫日記静岡編(その17) クツワムシが鳴き始めています
8月1日静岡市の実家の近所を鳴く虫を聞いて回りました。
この写真の家の生垣の内側でクツワムシが鳴いていました。毎年この住宅の辺りの方々でクツワムシがよく鳴きます。写真の右奥は小高い山となっていて樹木や草地が続いているためでしょう、この辺りではいろいろな虫が鳴きます。9月に入る頃からマツムシがよく鳴きます。
(神奈川支部 新井 彰)
 
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2016年07月30日 20時51分
鳴く虫日記静岡編(その16) 今年も庭でカンタンが自然発生して鳴き出しました
昨年は8月になってからでしたが、今年は少し早く7月27日に静岡の家に帰ってみたらカンタンが鳴き始めていました。
この写真の左側の黄色い花の辺りから聞こえてきます。7時半ごろ辺りが全く暗くなるこから鳴き始め、夜半過ぎには鳴き止むようです、夜中の3時頃に目が覚めた時には鳴いていませんでしたから。
この庭には、一昨年マツムシも放虫し昨年うまい具合に自然発生して鳴いてくれました。まもなく今年も2年続けて自然に鳴き始めてくれるのを期待しています。マツムシも鳴き始めたらこの会員日記で報告します。
(神奈川支部 新井 彰)
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2016年07月10日 13時20分
サギソウ
4月の例会で高橋さんのプレゼントのサギソウの球根5つのうち、最初の一つが咲きました。白いサギが羽を広げたようなきれいな花です。高橋さんに感謝。
(神奈川支部 石川雅夫)


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2016年07月07日 10時54分
ホタルの近況
今回はホタルの近況をお送り致します。
 
 ① ゲンジボタルは終わりましたが、孵化が始まりました。
          
  関西系 青葉区(J地内)が5月下旬でしたので、やはり孵化も早いです。
  関東系 6月上旬成虫の青葉区内O水系、緑区S水系も、後4~5日か な。
  6月中旬成虫の川崎市麻生区H水系は後10~12日かかるかな。
この麻生区H系は、特に地元の有志会員10数名と川崎市が熱心で、
  是非、増殖を依頼されています。
  飼育していた内120匹の幼虫を3月に放流しました。
  生育が餌不足でやや未熟でしたので、来年は成虫の期待がされます。
  今、飼育している残りの約300匹も8月には放流する予定です。
   ただ、現地は草が繁茂し過ぎているので、除草し貝とゲンジが生息出来る
   水辺環境に整備しようと協議しています。
      
   ② ヘイケボタルが成虫になっています。
 
    今年は、特に餌不足で約2~3週間遅れています。
    緑区S水系、羽化が7月1日始まりました。が、まだ、 上陸が毎日30~40 匹程度 しています。最終羽化は8月下旬頃までになるのではないかな。
     青葉区O水系 7月3日から始まりました。こちらも20~30匹上陸しています。
     川崎市麻生区H水系、昨年は確認しませんでしたが、6月中旬に♀2、オス3匹
     いて、増殖のため捕獲しましたが孵化が望めるか心配です。会員様に尋ねたとろ 、棲息していたのかどうか不明でした。     
           
         7月7日 安藤 俊夫
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2016年07月02日 11時40分
7月になりました
今日(7月1日)多摩川のキリギリスがどうなっているかを見に行きました。
あっちからも、こっちからも鳴き声が聞こえ一安心しました、3カ所ほど確認しま
したが、生息域はかなり広いようです。

あまりにも家から近いため、「こんな所にいるはずない」と思い、調べもしなかっ
たため、いつ頃から住み着いたのか(誰かが放虫したのか)わかりませんが、定着
しているようです。

又、前日の夜、車で通ったのですがヒロバネカンタンがたくさん鳴いていました。
ヒロバネカンタンですが、駒沢オリンピック公園でも鳴いていました、だんだん
進出してきましたね。


都区内支部 元木雅一
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2016年06月10日 16時18分
多摩川鳴く虫日記(その19) アレチハナガサだと思われます
安藤支部長様、多摩川の花の名前ほかいろいろと貴重な情報をどうもありがとうございました。
私が何という名かと思った花は、安藤さんの解説の後半にあるアレチハナガサだと思われます。
その理由は、軸(茎)を切って見たら中実でした(髄がつまっていた)こと。それよりもっと確かな理由は、この花が群生している一帯は毎年ヒロバネカンタンが盛んに鳴いていることです。やかましいくらいにヒロバネカンタンが鳴くので他の虫の声がカバーされてしまうくらいです。
昨年の9月雨で中止となってしまった探虫会は、今年はヒロバネカンタンの鳴き声がうるさくなる前の8月末にしようねと池上さんと話し合っています、それほどこの辺ではヒロバネカンタンがよく鳴きます。
色についても、添付の写真ではカメラの特性でしょうか花の色が赤っぽく撮れていますが、実際の色はもっと青いウス紫色です。
(神奈川支部 新井 彰)
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2016年06月06日 11時54分
新井様の この花何
さて、新井様の多摩川にある「この花何」は、写真から見ると紅が濃いので、多分、クマツヅラ科のヤナギハナガサかなと思います。
正確には、軸の断面、葉の形、葉の付き方、花のおしべ、めしべなど見ないとわかりませんが。
今から50~60年前に福岡県、神奈川県の港付近の荒れ地に野生化したようで、非常に繁殖がよいので、現在では至る所に生えています。南米が原産地で、日本ではご迷惑様の植物です。佐藤様(盛岡市)から、大森海岸に似たものがあると聞いたので、大森海岸一帯を調査したところ、アレチハナガサが数カ所にあるのを発見しました。 鶴見川では谷本川と恩田川の合流点(緑区青砥町)にたくさん生えています。
同じ仲間に園芸種で「ハナガサ」が外に逃げ出し野生化したものもあります。ハナガサやヤナギハナガサは軸が中空(空洞)です。
アレチハナガサは中実(髄が詰まっている)です。こちらはヒロバネカンタンが良く産卵します。(10年くらい前三浦半島で、ヒロバネいたので調査したところ、ヨモギよりアレチにはたくさん産卵していました。ただ、カンタンも良く産卵しますが、軸が若いと髄に含まれている水分が蒸発して卵がダメになりますので、堅くなった部分にする必要があります。
小野名誉会長に送って、カンタンの産卵状況を見て頂いたところ、冬も青いので良いとのことでした。挿し木で容易に増やせます。何年か前に本部会合に持参したこともあります。
 
 6月6日 安藤
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2016年05月31日 17時22分
多摩川鳴く虫日記(その18) カヤヒバリ、キンヒバリ、ケラが鳴いています
多摩川堤には毎年この季節になるとこの添付写真にある紫色のきれいな花が咲きます。
何という花なのかと、図鑑で調べたのですが見つかりません。この植物は全体がはじめからドライフラワーのように茎も花も乾燥したように固くて、茎は切り口が正方形をしているのが特徴です。
いま、このあたりの多摩川堤では、カヤヒバリ、キンヒバリ、ケラ などが鳴いています。
(神奈川支部 新井 彰)
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2016年05月28日 12時12分
多摩川鳴く虫日記(その17)  多摩川周辺で鳴く虫の種類
池上さんは、私と同じく多摩川の近くに住んでおられ、とても鳴く虫のことに詳しい方です。
昨日、お蕎麦屋さんで二人でお酒を酌み交わしながら鳴く虫談義の3時間を過ごしました。その時、池上さんが多摩川周辺で直接鳴き声を聞くか姿を見るか捕獲するかのいずれかをして確認できた鳴く虫の種類の表を頂きました。池上さんのお許しを得て、以下に記します。
 
◎自生種と思われる種
〇キリギリス系統 
コバネヒメギス  クビキリギス  シブイロカヤキリ  ウスイロササキリ  ホシササキリ  ツユムシ
〇コオロギ系統
エンマコオロギ  ツヅレサセコオロギ  ミツカドコオロギ  ハラオカメコオロギ  モリオカメコオロギ  クマコオロギ  タンボコオロギ  クマスズムシ  カンタン  ヒロバネカンタン  アオマツムシ  クサヒバリ  カヤヒバリ  キンヒバリ  マダラスズ  シバスズ  カネタタキ
 
◎飼育下のものが逃げたか放たれたかと思われる種
キリギリス  フタホシコオロギ  スズムシ  マツムシ
 
付記として: 以上は最近10年程度の経験に基づくもので不完全なる一覧、さらに精密を要す。とあります。
 
この表のうち、私がここ5-6年の間に多摩川周辺で聞くことができた種は、クビキリギス  エンマコオロギ  ツヅレサセコオロギ  ミツカドコオロギ  オカメコオロギ  クマコオロギ  カンタン  ヒロバネカンタン  アオマツムシ  キンヒバリ  カヤヒバリ  マダラスズ  シバスズ  カネタタキ  で池上さんに遥かに及びません。
(神奈川支部 新井 彰)
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2016年05月24日 10時36分
鳴く虫日記静岡編(その15)  ホタルが何十年かぶりに飛んでいる!
月に2-3回静岡の実家に帰って過ごしています。その度に、何か虫が鳴いていないかと近所の夜を自転車で回ることにしています。
 
4月15日ごろに回った時にいつもの空き地でキンヒバリが一匹鳴き始めていました。キンヒバリはそれからずっと鳴き続けていましたが、数日前に回った時は鳴き止んでいました。うまくメスに巡り合えたのかなあと思いながら住宅の間の道(写真)を通っていたら、ホタルが一匹舞っているのを発見、止まったところをよく見たらゲンジボタルでした。
 
近所でホタルが飛んでいるのを見たのは何十年も昔(50年ぐらい前)でした。通りがかりの男の人も生まれて初めて見たと言っていました。
すぐ傍にある小山は県の鳥獣保護区に指定されているし、この辺りは自然が戻ってきているのかも知れません。
(神奈川支部 新井 彰)
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2016年05月21日 11時04分
多摩川
初めての投稿です。

昨日(5月20日)多摩川へ、キリギリスの幼虫を探しに行きましたが、気温が低
かったのと、日差しがなかったためか(草むらの中に入らなかったこともありま
すが)見つけることが出来ませんでした。
ヒメギスの幼虫は見つけました。

我が家の池には、ヒキガエルのオタマジャクシがうようよいます、今年は2月15日
頃にやってきて卵を産みました、毎年やってくるお客様です。

都区内支部 元木
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2016年05月14日 13時20分
近況
1)4月9日の例会の後、キリギリスの卵だけを室内に取りこみました。その幼虫が結構大きくなってきました。もう少しすると共食いが始まるので、個別飼育を考えなければなりません。
2)その他の鳴く虫は、全部連休明けの5月6日に室内に取り込みました。その中でウマオイだけが早くも昨日から数匹孵化し始めました。これから毎日数匹ずつ孵化していくものと思います。
3)我が家の庭ではヒキガエルが昨日鳴き出しました。
毎年ヒキガエルの姿は見るのですが、庭で鳴くのを聞くのは初めてです。住宅地の庭であり、何とも不思議な感じがしました。
4)また今日庭でアゲハチョウの幼虫を見つけました(下の写真)。きれいな幼虫です。昨年もミツバを植えていたところで、沢山の幼虫見つけましたが、ミツバがあっという間に食べ尽くされてしまいました。
今日も天気が良く、クロアゲハが産卵のためか、サンショノの木のあたりを飛んでいます。
(神奈川支部石川雅夫)

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2016年04月01日 08時35分
クマンバチ
昨日は暖かく、未だ蚊もいないので、窓を開けっぱなしにしていましたらクマンバチが入ってきました。
羽音が恐ろしいので今までは近づかないようにしておりましたが、折角ですから写真を撮ってみました。
形は虻のようですが、人間に攻撃的ではありません。触ると刺してくるのでしょうか。
(神奈川支部 石川雅夫)
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2016年03月26日 09時41分
虫の虫
最近本屋で養老孟司の「虫の虫」を見つけました。
著者は”ゾウムシ”の研究者のようです。
コスタリカの変わった虫、幼なじみの虫、他に蝶やいろいろな虫、ラオスで探虫捕獲力等々面白く読みました。
鳴く虫については書いてありませんが、虫の捕獲網の写真などもあります。
(神奈川支部 石川雅夫)
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2016年03月08日 09時15分
ヒキガエルが出てきました
啓蟄が過ぎ、2,3日暖かい日が続き雨も降ったりしたので、我が家の庭にまたヒキガエルがでてきました。冬眠で
餌を食べられなかったためか、多少やせ気味です。
今年の冬はツグミやジョウビタキも訪れたのですが、残念ながら鳥たちは警戒心が強く写真を撮ることができませんでした。
(神奈川支部 石川雅夫)
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2016年02月11日 09時50分
鳴く虫と音楽
1)最近「アントモフォニー斉木由美管弦楽作品集」という鳴く虫から発想を受けた音楽のCDが出ました。斉木由美は1995年パリ高等音楽院を首席で卒業、現在東京芸術大学他で後進の指導にあたっている他、日本音楽コンクールの審査などをやっているほか、芥川作曲賞を受賞するなど最先端の作曲家です。
2)解説書によると、「アントモフォニー」とはギリシャ語で昆虫を表す「エトモス」と音を表す「フォネー」をつないでフランス読みした造語とのことです。
作曲家は信州の高原で聞いた様々な虫の音(コオロギ、キリギリス、カネタタキ、ヒグラシ、クツワムシ、スズムシ、マツムシ等)から発想を得たとのことです。
3)西洋音楽で鳥の鳴き声からの曲は沢山ありますが、このCDのように鳴く虫から発想を得た、現代音楽は初めてと思います。
私も20分も30分も鳴きつづけるカンタンの鳴き声を聞いていると、現代音楽の一手法であるミニマル・ミュージック(パターン化された音型やリズムの反復)を類似性を想起します。このCDはミニマル音楽とは別の幽玄の世界に引き込んだくれます。
(神奈川支部 石川雅夫)
カテゴリー:日記

2016年01月07日 09時04分
多摩川鳴く虫日記(その16) 多摩川に突如鵜の大群現る
年末の好天の日、多摩川堤をウォーキングしていたらカワウの大群が川面を飛び回っていました。
こんなのは初めて見ます。ほかのウォーキングしている人達も立ち止まって珍しがって眺めていました。
どうやら、魚が大挙して多摩川を遡ってきて、それを狙って鵜が集まって来たらしい。川に潜ったり獲物を咥えているカワウがいっぱい見えましたから。
写真は群れの一部で、全部で数百羽飛び回っていた感じでした。
多摩川は近年水がとても綺麗になりそれと共に住む魚類も豊富になってきたのでしょう。
(多摩川支部 新井 彰)
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2016年01月03日 13時46分
明けましておめでとうございます
こんばんは、鳴く虫会の皆様。昨年の後半からお世話になります、新人です。さて昨年の大みそかに地元で蝶の越冬幼虫を探しに出かけました。毎年同じ木で観察を続けています。2年前の調査では、オオムラサキが一匹のみの確認で残念でしたが、昨年はオオムラサキが5匹、ゴマダラもしくはアカボシゴマダラらしき幼虫が4匹計9匹の確認となりました。是非この地で、羽化までいってほしいですね。今年も親の介護があり、活動としてはなかなか難しくなりますがよろしくお願いいたします。
(神奈川支部 堀切
)
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2015年12月27日 08時42分
鳴く虫日記静岡編(その14) カネタタキが今も野外で鳴いています
もうこの季節には何の虫も鳴いてはいないだろうけれど一応回ってみようと、クリスマスイヴの夜、静岡の実家の近所を聞いてまわってみました。
そうしたら隣の家の生垣で何やら鳴いています。カネタタキらしい。夏~秋の頃の声より少し変わった頼りなげな鳴き方ですがカネタタキだと思いました。
鳴く虫の事情に詳しい池上さんに電話して話をしたら、池上さんが以前飼っていたカネタタキはお正月でも鳴いていたとの事ですから、カネタタキに間違いないようです。
(神奈川支部 新井)
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2015年12月17日 08時50分
カシワの紅葉
今年はカシワの木の葉がが橙黄色に美しく紅葉しました
(右写真)。通常ですと下の写真のように茶色の枯葉色になるのですが。
カシワの葉は翌年新しい葉が生えるまで落葉しませんのでこのままの美しい色をいつまで保てるものか見守っていきたいと思います。
このカシワの木は亡くなられた元神奈川支部の五十嵐さんに小さい苗を頂いたもので今年は2階の高さまでになりました。
五十嵐さんを思い出しながら観賞しております。
またカシワの葉は防腐効果もあるので、鳴く虫の餌台として野菜などを置くのに使っております。
(神奈川支部 石川雅夫)

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2015年11月22日 09時21分
クロスズメバチ追伸
21日に投稿しましたら、偶然日本経済新聞の21日夕刊にクロスズメバチの記事が出ておりました。
赤瀬川原平の「世の中偶然に満ちている」という本を読んだばかりなので、驚いております。
(神奈川支部 石川雅夫)


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2015年11月21日 08時51分
クロスズメバチ
大分気温も下がってきました。どこから入ったのか、家の中に動きの鈍くなったハチが入り込んでいました。図鑑で調べましたら、クロスズメバチでした。
このハチは地中に営巣し、長野県ではジバチと呼ばれ、その幼虫は食用にされるとのことです。
クロスズメバチを我が家で見たのは初めてです。
(神奈川支部 石川雅夫)
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2015年11月14日 09時23分
鳴く虫日記静岡編(その13)  今年のマツムシ
もうマツムシの鳴く季節は過ぎましたが、今年の静岡では例年よりマツムシがよく鳴いていたように思います。
例えば、この写真の静岡市の郊外の蓮池の辺りでは、傍の道路を通る車から鳴き声がよく聞こえていました。
2-3年前からこの辺りを車で通ることがありましたが、今までは鳴き声に気がつきませんでした。今までも鳴いていたのの気が付かなかっただけなのかもしれませんが、市内の私の実家の隣の高校の運動場の向こう側からも今年は珍しくマツムシの鳴く声が聞こえましたし、全般として今年はマツムシの当たり年だったのではないかと思います。
静岡県全般としても、伊豆の南端の石廊崎や下賀茂温泉の辺りの県道、それと最近開通した三島市を抜ける伊豆縦貫道路をこの秋の夜車で走った時にも沿道でマツムシがいっぱい鳴いているのが聞かれました。昔に比べると自然に鳴くマツムシはすっかり減ってしまったと一般に言われていますが、鳴いている所は今でも結構あるものだと思いました。
(神奈川支部 新井)
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2015年11月11日 08時35分
ジガバチの帰巣に感心
2箇月前  9月4日午後3時頃のこと。遅くなりましたがお送り致します。
 
良く晴れた午後3時頃、太陽は西の空にあった。日曜園芸で、白菜蒔く場所を草むしり、耕していたところ、4cm位のアオムシ(ハスモンヨトウ)を頭から1cm位のところをくわえたジガバチが、一心に秒速3~5cmで北に向かって、それも迷いなく歩いていた。
どこへ行くのか追いかけた。約40mのところまでは一直線で全く迷いなく、途中、草や作物のすき間を、でこぼこした畑土もけして迷わず通り抜ける。
こんどは突然、西に曲がり、先ほどと同様、一直線で約10mのところで急に止まり、くわえていたアオムシを地面に置いた。
5cm位離れた場所へ進み3~5mm位の土粒をくわえて飛び立ち30cm位離れたところに降りて離し、また、戻り同様なことを数回行った。
それは、地面に直径8~10mm位の穴をあけたところを、先ほどの土粒で塞いであった。アオムシを探しに行く間蓋をしたことであった。蓋を開けると、置いてあったアオムシをくわえてその穴の中に引きずり込んだ。その方法はジガバチが先に穴に入り、アオムシの頭の部分をくわえていた。
約10分したらジガバチが出てきた。今度は何をするのか観察していたら、穴を塞ぐため周囲から3~5mmの土粒をくわえてきて5~6分で塞いだ。きれいに塞ぎ終わるとどこかえ飛び去った。
アオムシを麻酔をかけ、卵を産みつけたものと思われる。
 40m以上離れた育児用の巣を記憶しているものと感心させられた。餌を探しに行くときは多分、飛行で、捕獲後は徒歩でたいしたものですね。
 きっと、帰巣はミツバチのように太陽光線の移動角度、時間のずれ(地磁気?)から正確な位置を読みとっているものと思います。
     
         11月10日   (9月4日の出来こと)  神奈川支部  安藤
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2015年11月02日 09時10分
小網代の谷
10月31日三浦市にある小網代の森に行ってきました。
面積約70haの山林緑地で、小さな川の源流があり、
1.2kmで小網代湾まで流れています。こんな短い距離で源流から河口まであるのは日本でも珍しい地域です。
季節になるとアカテガニ、チゴガニ、アユ、ニホンウナギ、ゲンジボタルなどがいるとのことです。
ここは昨年の夏に散策路が整備されたばかりです。シンボルのアカテガニは冬眠に入って見られませんでした。
期待した鳴く虫については、3~4種類の鳴き声だけは聞こえるのですが、散策路以外は湿地で入れず、またこの辺の固有の虫らしく、私には名前は分かりませんでした。唯一見つけた虫は写真の小羽のバッタだけでした。
(神奈川支部 石川雅夫)

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2015年10月30日 09時15分
多摩川鳴く虫日記(その15) カンタン、ヒロバネカンタン
多摩川堤では、カンタンは8月下旬から9月中にかけて方々でよく鳴いていました。
ヒロバネカンタンは9月初旬から10月にかけてよく鳴いていました。
昨日の夕方多摩川堤をウォーキングしていたら、今年最後のカンタンでしょうか、一箇所で寂しげに鳴いていました。
ヒロバネカンタンはまだ何箇所かで鳴いています。 ヒロバネカンタンも最盛期にはやかましいくらいに沢山泣いていましたが今は鳴き声も寂しげです。やはりもう多摩川の鳴く虫の季節も過ぎて行ってしまうのかなあという感じです。
(神奈川支部 新井 彰)
カテゴリー:日記

2015年10月26日 09時03分
コクワガタ
もう一件、送信いたします。こんにちは、鳴く虫保存会の皆様。昨日の夜、地元の雑木林に甲虫たちの観察に出かけました。見る木も見る木も樹液がカラカラでいよいよ観察も終わりなのかなあと思いました。最後の一本で正面を確認をしたら、やはりポーズ。あきらめで裏を確認したら、コクワガタが少ない樹液を吸っていました。僕は、毎年10月の後半まで観察を続けています。今年も、全く見れなくなるまで観察を続けようと思います。
(神奈川支部 堀切 政男)
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2015年10月26日 08時54分
ルリタテハ
こんにちは、鳴く虫保存会の皆様。我が家の庭に飛来し、産卵してくれたルリタテハ。幼虫が野鳥やハチに食べられないよう隔離して飼育した結果、羽化に成功しました。この羽化した個体は、我が家から自然界にリリースいたしました。来年も是非ルリタイハが我が家に飛来してほしいです。(神奈川支部 堀切 政男)
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2015年10月07日 09時23分
女郎蜘蛛
毎年夏から秋ににかけて黄色と黒のしま模様の女郎蜘蛛が我が家の庭に巣をつくります。
そして同じ巣に一回り小さい黒い地味な蜘蛛がいることに気がつきました。蜘蛛が同じ巣に2匹いるのは珍しいことです。
小さい方の蜘蛛はネットで調べましたらオスのようです。
(神奈川支部 石川雅夫)
カテゴリー:日記

2015年09月20日 09時16分
初投稿です(マツムシ)
こんにちは、鳴く虫会の皆様。このたび新会員になりました堀切です。他に昆虫以外にも活動をしているので、なかなか皆様とはお会いできませんが今後ともよろしくお願いします。さて16日にマツムシポイントへ出かけました。今年は、台風、大雨等で心配しました。現地に到着して、ポイントに近づくと、聞き覚えのある鳴き声が聞こえてきます。あのチンチンロリンとマツムシたちの鳴き声です。今年も無事に確認できたことをうれしく思います。今年は、確認できませんでしたがスズムシもいます。いつまでもこの場所は、残ってほしいですね。
(神奈川支部 堀切政男
 新入会員)
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2015年09月20日 08時58分
ヒキガエル
我が家の庭にまたヒキガエルが帰ってきました。
昨年は出てこなかったので、もう居なくなってしまったのかと思っておりました。しかし今度は別のものが、しかも2匹もおりました。
前にも申しましたように、どこから来るのか謎です。
我が家の近くには池もないし、隣の家から入ってくるには、1メーター以上の高さの要壁を飛び降りなければなりません。
(神奈川支部 石川雅夫)
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2015年09月18日 13時40分
アゲハ蝶の幼虫について
9月13日の日記拝見しました。
 
      黄色と黒の縞模様の幼虫は キアゲハ の幼虫です。
      サンショウのはアゲハと思います。
      アオスジアゲハはクスノキ科が食草なので、ミツバ、アシタバ
      ミカン科は食草とならないと思います。
      サナギの時「寄生蜂」が節目のところに産卵管を射し卵を
      産んで蝶にならず「寄生蜂」が誕生するので、ネットなどで
      防除するとよいです。(野外では多く寄生蜂にやられます。)
   
       ( 15日 神奈川支部 安藤 俊夫)
カテゴリー:日記

2015年09月18日 13時37分
鳴く虫日記静岡編(その13) 自然発生したマツムシのその後
8月17日の会員日記で報告しましたように、自然発生して鳴き始めた当初は鳴いていたのは一匹だけでしたが、その後鳴き声がどんどん増えて8月23日頃には庭の方々で鳴くようになっていました。昨年の8月に10ペアを放虫した時と同じくらいの聞こえ方でしたから、その時点で同じ10ペアぐらいの成虫が育っていたのだろうと思います。その後我が家の庭から移動して行った個体もあり、後ろの隣家や斜め後ろの隣家の庭でもマツムシの声が聞かれました。
9月13日現在でもよく鳴いています。放虫したのは家の裏庭ですが、いま表の庭でも鳴いています。表の庭でマツムシとエンマコオロギが、裏の庭でマツムシとカンタン(今夏北杜市で捕まえ庭に放虫した)がそれぞれ二重奏を奏でてくれて、私はひとり悦に入って聞き惚れています。
(神奈川支部 新井 彰)
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2015年09月13日 13時32分
アゲハ蝶の幼虫
今年の夏はアゲハ蝶がよく庭に飛んできました。
ユズの木とサンショの木があるためです。
ところが今日野菜の三つ葉に幼虫が4匹もいました。
これでは三つ葉は直ぐに食べつくされてしまいます。
これとは別にサンショの木にも幼虫がいました。こちらは黒い小さな幼虫と、その種が育ったと思われる緑色のやや大きいものでした。
これ等がこれからキアゲハになるのか、クロアゲハになるのか或はアオスジアゲハになるのか、興味津々です。
(神奈川支部石川雅夫)


カテゴリー:日記

2015年08月17日 10時46分
鳴く虫日記静岡編(その12) マツムシが自然発生しました
昨年の8月初旬、家の裏庭にマツムシの成虫10ペアほどを放虫しました。
卵を産み付ける場所になるようにと、庭にチガヤを植えつけたり、小さな稲束を地面に指したりしました。その他は何も特別なことはしませんでした。
そして待つこと一年、丁度放虫した時期と同じ今月始め頃に鳴き声が聞こえ始めました、今のところ複数匹ではありませんが。
(神奈川支部 新井)
カテゴリー:日記

2015年08月08日 08時58分
神奈川県立四季の森公園での鳴く虫展示
神奈川支部では、県立四季の森公園と共催で、同所ビジターセンターで8月一杯、鳴く虫の展示と講習を行っております。詳細は支部活動状況参照。
(神奈川支部石川雅夫)



カテゴリー:日記

2015年08月08日 08時43分
鳴く虫観察会
8月6日(木)、神奈川支部では鳴く虫観察会を実施。当初来る予定だった新井さんが他に用ができ、参加者は安藤支部長、黛さん、石川の3人。暑いので富士五湖方面に行く。観察された虫はキリギリス、カンタン、クツワムシ、クビキリギス、ササキリ等々。
特にカンタンについては、殆どがまだ3齢ぐらいと小さいものが多かった。毎日35度を超える暑い日が続くなか、やはり高地では成長が大分遅れておりました。

(神奈川支部石川雅夫)
カテゴリー:日記

2015年07月11日 14時49分
「アリのままでいたい」昆虫バトル3D体験
日本鳴く虫保存会も技術協力した掲記映画が7月11日に全国のシネコンで公開されました。
昆虫写真家 栗林 慧氏が撮影監督。内容はカブトムシ、カマキリが主体でクワガタ、バッタ、蝶、スズメバチ、アリ等々色々な虫の迫力のある接写映像が3Dで見られます。日本鳴く虫保存会の名前も協賛として出ております。

 (本部事務局)
カテゴリー:日記

2015年06月22日 09時38分
多摩川鳴く虫日記(その14) ヒロバネカンタンが鳴いています
昨年の今頃、多摩川の土手でヒロバネカンタンが鳴いているのに気付きこの会員日記
に報告しました。今年も同様いまよく鳴いています。
今月の始めに、この私の多摩川鳴く虫日記(その13)でキンヒバリが鳴いているこ
とを書きましたが、その後いまもずっとキンヒバリはよく鳴いています(二つ目の録
音ファイル)
(神奈川支部 新井)



カテゴリー:日記

2015年06月21日 09時26分
日本鳴く虫保存会によせて

このところ、気温が高く鳴く虫達も成長かなりあおられていると思います。

あと2ヶ月足らずで、お盆がやって来ます。虫達の囁きを聴きに

今年も山寺のいくぞ。。。

写真は山寺の仁王門です。毎年815日のに(必ずこの日に)

修行兼鳴く虫達の囁きを聴きに行っております。自分の故郷は、山形の米沢で、法事の前日に毎年欠かさず

行っております。Haw silent the cicada’s voice soaks into the rocks    By Basho  (閑さや、岩にしみいる蝉の声)

山寺の夜の虫達の囁きの聴こえ方は、オリジナルで、確認できる虫は、カンタン、ナツノツヅレサセ、ハヤシノ

ウマオイ、です。特にカンタンは、仙山線の線路脇にも居て、電車の接近にもかかわらず、途切れもせずに鳴き

続けます。
(都区内支部 月生田)


カテゴリー:日記

2015年06月09日 08時57分
クビキリギスをシブイロカヤキリに訂正します

430日の私の多摩川鳴く虫日記(その12)で、多摩川堤でクビキリギスが鳴いていると報告しましたが、その後多摩川の鳴く虫に詳しい池上さんから、よく聞こえてくるのはクビキリギスではなくシブイロカヤキリだと思いますよという指摘があり、日本直翅類学会監修の「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」付録の鳴き声録音CDで鳴き声をしたチェックしたところ、やはりシブイロカヤキリの声であることがわかりました。

クビキリギスの声の周波数は14.5kHzと聞き取りにくい高さですが、シブイロカヤキリは10.0kHZといくらか聞きやすい音域です。

池上さんによれば、6月末になると多摩川堤でコバネヒメギスツユムシも聞かれるとのことですから、聞きに行って、結果をこの会員日記に報告しようと思います。

(神奈川支部 新井)

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2015年06月08日 10時02分
四季の森公園のホタル
6月7日(日)神奈川県立四季の森公園に名物のホタルを見にいきました。
午後6時半ごろ着きましたが、未だ明るいので園内を散歩、ウグイスが囀り、またカエルもあちこちで美しい声を出しておりました。
鳴く虫ではキンヒバリが菖蒲園やあし原湿原で盛んに鳴いておりました。
7時半ごろやっと薄暗くなり、ホタルが出てきました。ゲンジボタルなので光も大きく豪華でした。あちこちで相当の数がみられ(百頭ぐらいか)、見に来ている子供たちも感動して大きな声を出しておりました。

この四季の森公園では昨年8月県と共催で、鳴く虫の写真等の展示を行い、特にお盆の2日間夏休み鳴く虫親子教室を開催しました。今年も鳴く虫の展示とセミナーを実施する予定です。
(神奈川支部石川雅夫)



カテゴリー:日記

2015年06月03日 10時20分
多摩川鳴く虫日記(その13) 
そろそろ多摩川堤でキンヒバリが鳴いている頃だろうと、昨夜聞きに行ってみたら果たして鳴いていました。
多摩川大橋を走る車の音にかき消されまいとかなりの数のキンヒバリが懸命に鳴いています。
翌朝の6時頃にも行ってみたらまだ鳴いていました。早朝ジョギングの多くの人が走っていますが、キンヒバリの声などに気付く人は一人もいません。
(神奈川支部 新井)



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2015年05月25日 09時32分
ゲンジボタルが羽化、 オオオカメコオロギの孵化
 ゲンジボタルが羽化しました。
 
      ◎ 横浜市青葉区内 J地区のゲンジボタルが羽化しました。
      今夜(24日)J地区のゲンジの♂1匹羽化を確認しました。
      上陸から約40~45日程度です。
 
      まだ、自然上陸は数匹続けていますが、そろそろ、気温が
      上昇するので、強制上陸を始めました。23日15匹
      のうち11匹は上陸しました。4匹は戻しました。本日
      25匹強制させましたが何匹行動してくれるか。
 
      J地区の本年上陸断念分が約2000~2200匹ですが、
      関西系ゲンジなので、放流することも出来ず悩んでいます。
      餌さえ豊富にあれば、きっと半数以上は羽化出来たと思い
      ますが。
     
      絶対放流禁止で、責任の取れる方にゲンジホタル飼育
      教材用に活用もどうかなと考えています。
 
     ◎ 横浜市青葉区O地区分は。過日、この地区の責任者に
       約170匹放流をお願いしました。
       まだ残り(本年上陸断念分)が約1100~1200匹いますが、 
       餌が足りないので、これも放流する予定です。
       そうしないと、今年の分が更に上積みとなり、手に負えなく
       なります。あるいは、今年は採卵孵化を止めるか悩んでい
       ます。 
    
 オオオカメコオロギの孵化
 
       何年か以前に、当会神奈川支部会員酒井氏から、提供を
       受けたものです。
         昨日(23日)オオオカメコオロギの孵化確認しました。
       孵化状況から見ると4~5日以前に、始めていたようです。
       昨年より、約10日早いです。
       7月の頒布会に提供しようかなと思っていますが、人気は
       あまりなさそうです。
         この種はごく限られた地域にいるので、飼育観察により
       生態の詳細を知ることが面白いと思います。
 
         5月24日  安藤
カテゴリー:日記

2015年05月21日 11時18分
カマキリの孵化
昨年の11月29日の日記にオオカマキリとヒロバネカマキリの産卵につき掲載しましたが、今日飼育箱の中に、幼虫が多数いるのが見つかりました。写真はキリギリスとカマキリの幼虫とですが、この段階ではキリギリスの方が大きいので、カマキリは生き残れるかどうか。
神奈川支部 石川雅夫

カテゴリー:日記

2015年05月15日 10時40分
みつばち分蜂
 天候が良すぎて花々が十分な流蜜で、ミツバチもそれに比例し強勢群となり、分蜂(巣 分かれ)しようと、王台(女王蜂の幼虫)を、たくさん作るので、分蜂させないため点検時 取りさるのですが、蜂数が多くつい取り損ないがあり、分蜂準備ができあがってしまう。
  親女王は女王の幼虫が踊化(王台という巣房が密閉される。)になると、巣分かれ飛   行するに身軽になるため産卵を中止しする。(産卵抑制のためロイヤルゼリーの食事  が制限される。) 
  分蜂は天気の良い風のない午前中多い。曇や雨の時はほとんどないので、これもな   れてくると「今日はあぶないな。」と予感が出来る。
  折角だが、もう、飼育数を増やしたくないので、捕まえて元の巣に戻したり、弱小群に  強制的に合流(非常に危険ですが。)させたり、今まで経験したことのない方法により  飼育数をおさえるに無事おさまっています。
   5月15日  安藤
 
カテゴリー:日記

2015年05月15日 10時28分
カジカガエルが美声になりました。他
①  鳴く虫の生まれる前のひととき、卵からのカジカカエルの美声を楽しむ。
  カジカカエルが、今日は朝から一日中鳴き、カエル君 努力した結果、夕方からは美声  となり、NHK喉自慢大会に出演しても、合格間違いありません。静かな夜の庭も、深  夜12時(24時)を過ぎても一生懸命に恋人(蛙)を呼んでいます。
   昨年の秋には同じく逃亡した数匹を庭で確認しているので、恋蛙も無事越冬されて   いると思います。めでたく出会いが出来れば産卵が望めます。数カ所にプ容器に水を  溜めて置けば、きっと期待がもてそうです。
    卵からオタマジャクシ、そして小カエルの育て方は昨年実体験しているので、不安   は全然ありませんからネ。・・カエル君::Hi
           
    5月15日  安藤  
 ② ゲンジボタル、ヘイケボタルの近況
  ◎ ゲンジボタル

  青葉区 O地(関東系) ゲンジボタル(1年もの)成長不足のため上陸は断念させる。
     が終令に近いものは、このままの飼育下では過熟になり棒状死となるので、源川     に放流し自己調整してもらう。     
     残りは2年ものとし、飼育し来年に持ち越しさせる。    
 
   青葉区  J地(関西系) ゲンジボタル(1年と2年もの)上陸は、4月の上旬から続い      ています。もう上陸は限界なので過熟で棒状死になりそうなものは源川に放流
      1年もの残りは来年に持ち越し飼育
 
    緑区     S地(関東系) ゲンジボタル(2年もの)4月下旬から続いています。
        こちらは、後1週間ほどで打ち切り、O地と同様な処置
        1年ものは成長が遅かったので2年ものとし来年に持ち越し
                       
    ◎ ヘイケボタル         
 
    青葉区 O地系  5月の上旬から上陸(2年もの)  
 
     緑区   S地系  O地より1週間程度遅れで上陸中(1年もの)
 
     5月15日   安藤
カテゴリー:日記

2015年05月14日 09時17分
カジカカエルが、庭で鳴いています、他。
①  カジカカエルが、庭で鳴いています。
 昨年。4月下旬に卵から孵化したカジカカエルが、オタマジャクシからカエルになり、
 箱から逃亡したカエル君、全く水のない、我が家の庭で親になり、今、鳴いています。
  カジカカエルは清流の川に棲むものと固定概念でいましたところ、全く水は天からの
 雨のみで、餌は昆虫をとり、冬眠方法は、地面は硬く到底カエル君の口や手で掘れるも
 のではありません。多分、地面と何かのすき間をうまく利用したものと思われます。
 鳴き方は、コロコロとまで行かないが、夏頃にはうまく鳴くのではないかと期待していま す。
 水はなくとも棲息が出来る(耐える)ことを、恥ずかしながらも初めて知りました。
 5月14日   安藤 俊夫
 
  ② 昨年、放虫したキリギリス順調に生長
  もえぎ野ふれあい樹林に、昨年、キリギリスの3令虫を放虫した結果、二世が孵化し、  2~3令虫になっています。
  ひとまず、安心しました。  員数について、相当います。カウントはススキや他の
  草本が繁茂しているので困難です。
  今夏は、クツワムシ、マツムシ、スズムシ、カンタンを実験したいと思います。
  スズムシ以外は期待できそうです。
  放虫エリヤの草木の専任管理を任されましたので、開発前の条件に近づけることが出  来ます。
  5月14日    安藤 俊夫
カテゴリー:日記

2015年05月06日 09時48分
鳴く虫日記静岡編(その11)  キンヒバリ

写真の場所では、昨年は5月の10日頃からキンヒバリが鳴いていました。今年は夏が早くやって来ましたから、もう鳴いているのではないかと3日夜聞きに行って見たら果たして鳴いていました。

写真の右手前の金網の中は200坪ほどの空き地で、これから夏から秋にかけてカンタンやマツムシも鳴くのが聞かれます。こんなに今時珍しい虫たちが自然に鳴いている貴重な場所ですが、近所の人たちは鳴き声に気が付いていないようです。

(神奈川支部 新井)


カテゴリー:日記

2015年04月30日 09時26分
多摩川鳴く虫日記(その12) クビキリギス
昨年の例からして、そろそろ多摩川堤でクビキリギスが鳴き始めているだろうと、昨夜聞きに回ってみたら果たして鳴いていました。
今年は、このところ夏日が続いているくらいで夜の気温も上がっているためか、昨年より方々でクビキリギスがよく鳴いています。
この調子だと、今年は鳴く虫たちがよく鳴いてくれる年になるのではと期待する気持ちになりました。
(神奈川支部 新井 彰)


カテゴリー:日記

2015年04月08日 09時00分
もえぎ野ふれあい樹林のキリギリス
もえぎ野ふれあい樹林に、昨年キリギリス幼虫(3~4令虫)を1回目♂12匹♀5匹
2回目♀7匹(3~4令虫)を放虫しました。
夏には数匹の鳴き声を確認し、持続棲息が可能ではないかとか判断しました。
一昨日(5日)、期待を膨らませて観察したところ、もう孵化しておりました。
10分程度で10匹確認しました。早いものは1週間前位で、まだ孵化したものもいました。
多分、もう50匹以上はいるのではないかと思います。
心配なのは下草があまりないので、餌不足と地面付近にいるので野鳥の餌になることが
気がかりです。野鳥もここに来れば餌が多いと学習すると、目利きですからひとたまりも
ありません。
自然界は野鳥もキリギリスも大事です。良き裁量は自然にお任せしかありません。
この場所は幅10m長さ30m位の西向きの切り取った斜面で、主としてススキが繁殖し出したところです。
        
                             4月7日 神奈川支部安藤   
カテゴリー:日記

2015年03月19日 11時32分
「東京の下町」虫売り
3月3日のNHKラジオ深夜便アンカー朗読シリーズで宮川泰夫アンカーが、吉村昭著「東京の下町」の物売りを朗読しておりました。
この本は戦前、戦後の下町について書かれております。
この物売りの中に虫売りについての朗読がありました。
この情景は私が小さい頃の思い出と重なりますので紹介します。
(神奈川支部石川雅夫)





カテゴリー:日記

2015年03月06日 09時05分
シンビジウム
園芸店で買う植木鉢の立派な花は翌年になると、大体貧弱ものになります。我が家のシンビジウムは今年は珍しく写真のように美しい花をつけました。
但し昨年は3本の花芽がありましたが(2014年1月1日の日記の写真)、今年は1本になってしまいました。
(神奈川支部石川敬子)
カテゴリー:日記

2015年02月21日 09時27分
多摩川鳴く虫日記(その11) 河川敷に立つ一本の紅白の梅の木
昨日、天気がよかったので多摩川河川敷をウォーキングしたら、同じ木に紅白の花を咲かせている一本の梅の木を見つけました。
この木のあたりでは昨年の間いろんな虫が鳴いていて、「多摩川鳴く虫日記」(その1)から(その10)で報告しました。今は勿論何も鳴いていませんが、昨年このあたりで聞こえた虫は、春→夏→秋の順に:
クビキリギス、キンヒバリ、ヒロバネカンタン、マダラスズ、シバスズ、クサヒバリ、カンタン、カネタタキ、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ミツカドコオロギ、クマスズムシなどでした。
マツムシ、クツワムシ、ウマオイなどの声は残念ながら聞いたことありません。
(神奈川支部 新井)
カテゴリー:日記

2015年02月12日 09時30分
福寿草
新年会のプレゼント会で頂いた福寿草がきれいに咲いております。
小島さんから二つのご提供だったと思いますが、当日大勢の方が希望され、じゃんけんで勝ち抜いて手にいれたものです。
藁の帽子のような飾り付けも趣があり、黒い紐での縦の結び目も安藤さんによると男結びと教えてもらい、しゃれていると思いました。
 (神奈川支部 石川敬子)
カテゴリー:日記

2014年11月29日 09時30分
オオカマキリの捕獲と産卵
11月24日に家の近くで今度はオオカマキリを見つけ捕まえました。右の写真は小さい方がヒロバネカマキリ、大きい方がオオカマキリです。この時期に生き残っているのはメスと思いましたので飼育箱に入れて置きました。
今日気がつきましたらオオカマキリも産卵しておりました。
(下の写真)。本来は木の小枝などに産卵するのですが、飼育箱ではやむを得ずネットに産卵したようです。
(神奈川支部石川雅夫)
カテゴリー:日記

2014年11月17日 09時28分
西沢杏子さんの新しい詩集
西沢杏子さんが新しい詩集「虫の恋文」を出しました。
カバーに次のような紹介があります

虫めずる姫君も
いまや虫めずる姥君に
虫への恋は熱くなるばかり
「虫の落とし文」「虫の曼荼羅」
「虫の葉隠」に続く
虫へのオマージュ・第四集

(事務局)
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2014年11月16日 09時25分
ヒロバネカマキリ
我が家の2階のベランダに珍しくカマキリがいたので捕まえて飼っていたら、産卵しました(下の写真)。家の近所では庭木は沢山ありますが、カマキリが棲めるようなところは少ないと思われます。
毎年冬に散歩しながら陽のあたるカマキリの産卵場所を探しますが、特別なところ以外は卵は見つかりません。
それでも時々オオカマキリが庭にいることがあります。
このカマキリは体長6センチぐらいで、ヒロバネカマキリのようです。(神奈川支部石川雅夫)

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2014年11月03日 07時43分
鳴く虫日記静岡編(その10) 今年は自然のマツムシがよく鳴いています
今年の秋は、静岡の家の近所で例年になくマツムシがよく鳴いています。
写真の場所では今までマツムシの鳴き声が聞こえたことなかったのに今年は10月中よく鳴いていました。
この場所のほか方々で初めてマツムシの声を聞きました。
年によってよく鳴く虫の種類が違うようです。クツワムシが方々で鳴いていた年がありました。カンタンは今年は昨年より少ないようでした。
キンヒバリが昨年の秋に私の家の庭で鳴いてくれて嬉しかったのでしたが、今年は鳴いてくれません。
今年は昨年に比べて鳴く虫全般として鳴き方がやや低調に感じます。
(神奈川支部 新井)
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2014年10月18日 19時10分
多摩川鳴く虫日記(その10) CD付きの鳴く虫の本 
多摩川に鳴く虫のことに詳しい池上さんが、とてもいい本を紹介してくれました。
さっそく取り寄せました。その序文に以下のようにあります。
 
日本直翅類学会が2006年に刊行した「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」は、好評を博しましたが高価(54000円)な大型本であったため、初心者が気軽に購入できるものではありませんでした。この「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」は、その「大図鑑」を基に編集し、日本で初めての本格的な直翅目の生態図鑑として、使いやすい手軽な図鑑として、初心者から専門家まで幅広く活用して頂けるものと自負しています。
 
約500ページの殆ど全頁がカラー写真と図で、コオロギ類23種とキリギリス・バッタ類23種の鳴き声のCD2枚付きで2600円(+税)と求めやすい値段です。
添付ファイルはCDの中のクマスズムシの声です。
(神奈川支部 新井)


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2014年10月09日 09時00分
鳴く虫日記静岡編(その9) マツムシ・カンタン・エンマコオロギの三重奏
写真の場所は、5月に鳴く虫日記静岡編(その2)でキンヒバリが鳴いていますと報告した場所です。
9月に入ってマツムシ、カンタン、エンマコオロギの三重奏(三重唱?)が聞かれました。10月になってカンタンの声は聞こえなくなりましたが。
ここでは、毎年秋にカンタンとマツムシが鳴きます。
この録音ではカンタンはやや離れた所で鳴いているのか音量不足ぎみです。
(神奈川支部 新井)

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2014年10月01日 16時14分
カンタンまだ健在です
このカンタンは9月6日のコンクールで優等参席賞を受賞したものです。
今でも明け方に良く鳴いております。

カンタン履歴
5月25日に産卵木を室内に取り込み
6月中ごろ孵化開始
8月5日から鳴き始める。今年は例年
より大分遅かったです。
このカンタンはその内の1匹です。

鳴き始めて2ヶ月ぐらい経ちますが、体色も薄緑色を保っておりまだ元気のようです。

鳴き声にはカンタンの他、マツムシ、リュウキュウマツムシ等も入っております。

(神奈川支部 石川雅夫)



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