① ヤブキリ
1時間ばかり時間が出来たので、日曜百姓のラッキョウ畑に
草むしりに行ったところ、その10平米足らずの草むらにヤブ
キリが数十匹いました。かわいそうでしたがやむなく草むしり
を始めたら周辺の草むらに逃げていきました。
② 1群にミツバチ女王が同時に4匹
1週間前に飼育箱を2段(上下)にし、下段は育児専用に上段
(継ぎ箱)を蜜の貯蔵用にしました。女王蜂が上段に行けない
ように上下の間に金属製の隔王板(働き蜂は通過可能)を挟み
ました。
昨日、点検したところ下段には産卵(3日目には孵化するので
卵があれば3日前までの女王の行動確認が可能)がない。
王台(新女王の巣房・・ロイヤルゼリー)が3個有り、1個は蓋
が開いているので新女王が孵化しているが見つからない。
他の2個も小さな穴が開きだしているので、新女王の孵化が
はじめっている。1群に新女王が3匹となってしまう。
通常は先に孵化した女王は後から孵化する巣房を壊してしまう。
次々に壊してしまうことを何度か見ました。
通常、親女王蜂は新女王の孵化1~4日前に分蜂(巣分かれ)
するのですが、貯蔵蜜の減り具合、蜂の数などからしてどうも
その様子はない。
もしや、親女王を上段箱に入れてしまったか、隔王盤の不具合
で上段箱にいるのではないか。点検したところ産卵されている
ので、親女王がいるはずとおもい探したところいました。
通常ならば分蜂したはずが、隔王板があり外に出られなかった
とおもわれる。
1群に1匹しか許せないのに2匹の女王(隔王板があり殺し
合の出来ない構造がもたらした現象
親女王は新女王が蛹化し始めると、産卵時の体重だと分蜂す
る時に飛翔できないので、飛翔出来るよう身軽になる。このため
高栄養から低栄養に変更された給仕となるので、栄養不足とな
り産卵は必然的に停止する。
内検の目的の一つとして、産卵状態の確認は需要で、もし、
産卵されていない場合は、新女王の巣房の発見と除去は
絶対です。また、ダニ、フソ病などの有無、これが1群を内
検するに30分~50分かかり、なかなか根気が必要です。
人工分蜂
新女王は、長女、次女、三女の3匹が孵化し、どの女王も餌(ロイ
ヤルゼリー)が良かったので、大きく殺すのは忍びないので、人工
分蜂とし、3匹を1箱に入れてみたところ、新女王同士が何度か
すれ違ったが決闘はしなかった。まだ決闘するほど身体が十分
固まっていないからかもしれない。結果を見ることとした。
1夜たった今朝、内検したところ1匹の新女王が元気で歩いていました。
昨晩は巴の殺し合いの決闘があり勝利したものです。
2~3日後めでたく数匹の雄蜂とハネームーンが出来て無事帰巣で
きれば、1週間後4月25~27日頃には産卵が始まるのではないかと
期待しています。